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受信ポートの追跡を構成する方法

このトピックでは、メッセージ本文や昇格されたプロパティを表示するオプションなど、BizTalk Server管理コンソールを使用して受信ポートの追跡を構成する方法について説明します。 これは、BizTalk Server実装の正常性を監視し、ボトルネックを特定するのに役立ちます。 構成する追跡の設定は、受信ポートのすべてのインスタンスに適用されます。

BizTalk Serverのメッセージ イベントとサービス インスタンス追跡機能の詳細については、「チェックリスト: メッセージとインスタンスのデータ追跡」を参照してください。

構成する追跡の設定は、受信ポートのすべてのインスタンスに適用されます。

前提条件

このトピックの手順を実行するには、BizTalk Server Administrators グループのメンバーであるアカウントでログオンしている必要があります。 アクセス許可の詳細については、「 BizTalk アプリケーションの展開と管理に必要なアクセス許可」を参照してください。

受信ポートの追跡を構成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Microsoft BizTalk Server 20xx] の順にクリックし、[BizTalk Server管理] をクリックします。

  2. コンソール ツリーで、BizTalk グループを展開し、受信ポートの追跡を構成する BizTalk アプリケーションを展開します。

  3. [ 受信ポート] をクリックし、受信ポートを右クリックし、[ 追跡] をクリックします。

    Note

    受信ポートでメッセージ本文の追跡を有効にする前に、受信ポートを本当に追跡するかどうかを確認します。この処理はオーバーヘッドになる可能性があります。 たとえば、受信パイプライン RcvPipe が異なる受信ポートの複数の受信場所で使用されます。 RcvPipe でメッセージ本文の追跡オプションを有効にすると、すべての受信場所でメッセージ本文の追跡が行われるので、行いたくない場合があります。 そのため、要件に従って受信ポートでメッセージ本文の追跡を設定します。

  4. 次の表に示すように、必要な追跡オプションを構成し、[OK] をクリック します

    プロパティ 目的
    [メッセージ本文の追跡] - [ポート処理前の要求メッセージ] 受信前にメッセージの内容を保存および追跡する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
    [メッセージ本文の追跡] - [ポート処理後の応答メッセージ] 受信後にメッセージの内容を保存および追跡する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
    [メッセージ プロパティの追跡] - [ポート処理前の要求メッセージ] 受信メッセージの昇格させたプロパティを追跡する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
    [メッセージ プロパティの追跡] - [ポート処理後の要求メッセージ] 送信メッセージの昇格させたプロパティを追跡する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

参照

受信ポートの管理