Configuration Managerでクライアントの展開状態を監視する方法

Configuration Manager (現在のブランチ) に適用

サイト間でのクライアントの展開には時間がかかり、一部のインストールが初めて成功しない場合があります。 Configuration Manager コンソールでは、クライアント展開の状態をリアルタイムで報告することで、コレクション内のクライアントの展開を監視する方法が提供されます。

注:

クライアントの展開を監視するための最良かつ最も信頼性の高い方法は、(この記事で説明されているように) Configuration Manager コンソールを使用することです。 コンソールの [監視] ワークスペースの [クライアントの状態] セクションは、クライアントの展開状態を正確かつリアルタイムで提供します。 Windows Server や System Center Operations Manager のサーバー マネージャーなど、他のツールを使用してクライアントの展開を監視できますが、通常のクライアント インストール アクティビティからアラームを受信する場合があります。 クライアント インストール プログラム (CCMSetup.exe) がさまざまな環境でどのように実行されるかによって、これらの他のツールでは、クライアント展開の状態を正確に反映しない誤ったアラームや警告が生成される場合があります。

コンソールの [監視 ] ワークスペースでは、指定したコレクション内で行われるクライアント展開の次の状態を監視できます。

  • Compliant

  • 処理中

  • 準拠していません

  • 失敗

  • 不明

    運用クライアントまたは運用前クライアントのデプロイに関するレポートをConfiguration Managerします。 また、Configuration Manager コンソールには、デプロイのトラブルシューティングに必要なアクションによって、デプロイの成功率が時間の経過と共に向上しているかどうかを判断するのに役立つ、指定された期間にわたって失敗したクライアントデプロイのグラフも表示されます。

クライアントのデプロイを監視するには

  • Configuration Manager コンソールで、[クライアントの状態の監視>] をクリックします。

  • 監視する クライアント のバージョンに応じて、[ 運用クライアントの展開] または [運用前 のクライアントの展開] をクリックします。

  • クライアント展開の状態とクライアントの展開エラーのグラフを確認します。

  • レポートのスコープを変更する場合は、[ 参照 ]をクリックし、別のコレクションを選択します。

    運用前のクライアント展開の詳細については、「運用 前のコレクションでクライアントのアップグレードをテストする方法」を参照してください。

    注:

    実稼働前コレクションのサイト システムの役割をホストしているコンピューターの展開状態は、クライアントが正常に展開された場合でも 、準拠していない と報告される場合があります。 クライアントを運用環境に昇格させると、デプロイの状態が正しく報告されます。

    展開されたクライアントの状態を監視するには、「クライアントを監視する方法」を参照してください。

    Configuration Manager レポートを使用して、サイト内のクライアントの状態に関する詳細情報を確認できます。 レポートの実行方法の詳細については、「レポートの 概要」を参照してください。