CAtlFileMapping クラス

このクラスは、CAtlFileMappingBase のメソッドにキャスト演算子を追加し、メモリ マップ ファイルを表します。

重要

このクラスとそのメンバーは、Windows ランタイムで実行するアプリケーションで使用することはできません。

構文

template <typename T = char>
class CAtlFileMapping : public CAtlFileMappingBase

パラメーター

T
キャスト演算子に使用されるデータの型。

メンバー

パブリック演算子

名前 説明
CAtlFileMapping::operator T* CAtlFileMapping オブジェクトを T* に暗黙的に変換することを許可します。

解説

このクラスは、CAtlFileMapping オブジェクトを T* に暗黙的に変換することを許可するために、キャスト演算子を 1 つ追加します。 その他のメンバーは、基本クラス CAtlFileMappingBase によって指定します。

継承階層

CAtlFileMappingBase

CAtlFileMapping

必要条件

ヘッダー: atlfile.h

CAtlFileMapping::operator T*

CAtlFileMapping オブジェクトを T* に暗黙的に変換することを許可します。

operator T*() const throw();

戻り値

メモリ マップ ファイルの先頭に、T* ポインターを返します。

解説

CAtlFileMappingBase::GetData を呼び出し、返されたポインターを T* に再解釈します。ここで、T は、このクラスのテンプレート パラメーターに使用される型です。

関連項目

CAtlFileMappingBase クラス
クラスの概要