CSimpleMapEqualHelperFalse クラス

このクラスは、CSimpleMap クラスのヘルパーです。

構文

template <class TKey, class TVal>
class CSimpleMapEqualHelperFalse

メンバー

パブリック メソッド

名前 説明
CSimpleMapEqualHelperFalse::IsEqualKey (静的) 2 つのキーが等しいかテストします。
CSimpleMapEqualHelperFalse::IsEqualValue (静的) false を返します。

解説

この特徴クラスは、CSimpleMap クラスを補足するものです。 CSimpleMap オブジェクトに含まれる 2 つの要素を比較するためのメソッドを提供します。具体的には 2 つの値要素や 2 つのキー要素です。

値の比較では常に false が返され、さらに、これが参照された場合は、false の引数で ATLASSERT を呼び出します。 等値テストが十分に定義されていない場合、このクラスを使用すると、ほとんどのメソッドでキー/値ペアを含むマップを正しく動作させることができますが、CSimpleMap::FindVal などの比較に依存するメソッドでは、適切に定義された方法で失敗します。

必要条件

ヘッダー: atlsimpcoll.h

CSimpleMapEqualHelperFalse::IsEqualKey

2 つのキーが等しいかテストします。

static bool IsEqualKey(const TKey& k1, const TKey& k2);

パラメーター

k1
最初のキー。

k2
2 つ目のキー。

戻り値

キーが等しい場合は true、それ以外の場合は false を返します。

解説

このメソッドによって CSimpleArrayEqualHelper が呼び出されます。

CSimpleMapEqualHelperFalse::IsEqualValue

false を返します。

static bool IsEqualValue(const TVal&, const TVal&);

戻り値

false を返します。

解説

このメソッドは常に false を返し、参照されている場合は、false の引数で ATLASSERT を呼び出します。 CSimpleMapEqualHelperFalse::IsEqualValue の目的は、等値テストが適切に定義されていない場合に、比較を使用してメソッドを明確に定義された方法で失敗させることです。

関連項目

CSimpleMapEqualHelper クラス
クラスの概要