ISpecifyPropertyPagesImpl クラス

このクラスでは IUnknown が実装され、ISpecifyPropertyPages インターフェイスの既定の実装が提供されます。

重要

このクラスとそのメンバーは、Windows ランタイムで実行するアプリケーションで使用することはできません。

構文

template<class T>
class ATL_NO_VTABLE ISpecifyPropertyPagesImpl
   : public ISpecifyPropertyPages

パラメーター

T
ISpecifyPropertyPagesImpl から派生したクラス。

メンバー

パブリック メソッド

名前 説明
ISpecifyPropertyPagesImpl::GetPages カウント配列に UUID 値を格納します。 各 UUID は、オブジェクトのプロパティ シートに表示できるいずれかのプロパティ ページの CLSID に対応します。

解説

ISpecifyPropertyPages インターフェイスを使うと、クライアントがオブジェクトでサポートされているプロパティ ページの CLSID の一覧を取得できます。 クラス ISpecifyPropertyPagesImpl では、このインターフェイスの既定の実装が提供され、デバッグ ビルドでダンプ デバイスに情報を送信することによって IUnknown が実装されます。

Note

オブジェクトがプロパティ ページをサポートしていない場合は、ISpecifyPropertyPages インターフェイスを公開しないでください。

関連記事ATL チュートリアル、「ATL プロジェクトの作成

継承階層

ISpecifyPropertyPages

ISpecifyPropertyPagesImpl

必要条件

ヘッダー: atlcom.h

ISpecifyPropertyPagesImpl::GetPages

CAUUID 構造体内の配列に、オブジェクトのプロパティ シートに表示できるプロパティ ページの CLSID を格納します。

STDMETHOD(GetPages)(CAUUID* pPages);

解説

ATL では、オブジェクトのプロパティ マップを使って各 CLSID を取得します。

Windows SDK の ISpecifyPropertyPages::GetPages に関する記事を参照してください。

関連項目

IPropertyPageImpl クラス
IPerPropertyBrowsingImpl クラス
クラスの概要