リファレンス: vcperf コマンド

C++ Build Insights ツールは、Visual Studio 2019 以降で使用できます。 そのバージョンのドキュメントを表示するには、この記事の Visual Studio の [バージョン] セレクター コントロールを Visual Studio 2019 以降に設定してください。 このページの目次の一番上にあります。

この記事では、vcperf.exe で使用できるコマンドと、それらの使用方法について説明します。

トレースを開始および停止するコマンド

重要

以下の全コマンドには管理特権が必要です。

オプション 引数と説明
/start [/nocpusampling] <sessionName>
指定したセッション名でトレースを開始するように vcperf.exe に指示します。 指定したコンピューター上には一度に 1 つのアクティブなセッションしか存在できません。

/nocpusampling オプションを指定した場合、vcperf.exe によって CPU サンプルが収集されることはありません。 Windows Performance Analyzer で CPU 使用率 (サンプリング) ビューを使用できなくなりますが、収集されるトレースは小さくなります。

トレースが開始されると、vcperf.exe はすぐに制御を返します。 イベントはシステム全体で、コンピューター上で実行されているすべてのプロセスに対して収集されます。 つまり、vcperf.exe の実行に使用したのと同じコマンド プロンプトからプロジェクトをビルドする必要はありません。 たとえば、Visual Studio からプロジェクトをビルドしてもかまいません。
/stop <sessionName> <outputFile.etl>
指定したセッション名によって識別されるトレースを停止します。 トレースに対して後処理の手順を実行し、Windows Performance Analyzer (WPA) で表示できるファイルを生成します。 最適な表示エクスペリエンスを得るには、C++ Build Insights アドインを含むバージョンの WPA を使用します。 詳細については、「C++ Build Insights を使ってみる」をご覧ください。 <outputFile.etl> パラメーターによって出力ファイルの保存場所を指定できます。
/stopnoanalyze <sessionName> <rawOutputFile.etl>
指定したセッション名によって識別されるトレースを停止し、生の処理されていないデータを指定した出力ファイルに書き込みます。 生成されたファイルは、WPA で表示するためのものではありません。

/stop コマンドに伴う後処理の手順には、時間がかかることがあります。 /stopnoanalyze コマンドを使用すると、この後処理の手順を遅らせることができます。 Windows Performance Analyzer で表示可能なファイルを生成する準備ができたら、/analyze コマンドを使用します。

その他のコマンド

オプション 引数と説明
/analyze <rawInputFile.etl> <outputFile.etl>
/stopnoanalyze コマンドによって生成された生のトレース ファイルを受け取ります。 このトレースに対して後処理の手順を実行し、Windows Performance Analyzer で表示できるファイルを生成します。 最適な表示エクスペリエンスを得るには、C++ Build Insights アドインを含むバージョンの WPA を使用します。 詳細については、「C++ Build Insights を使ってみる」をご覧ください。

関連項目

C++ Build Insights を使ってみる
チュートリアル: Windows パフォーマンス アナライザーの基本
リファレンス: Windows パフォーマンス アナライザーのビュー
Windows Performance Analyzer