/arch
(ARM64)
ARM64 でのコード生成のアーキテクチャを指定します。 他のターゲット アーキテクチャの/arch
詳細については、(x86)、(x64)、/arch
および/arch
(ARM) を参照してください。/arch
構文
/arch:
[armv8.0
-armv8.8
]
引数
/arch:armv8.0
から /arch:armv8.8
省略可能。 ARMv8.x-A の CPU 拡張機能の最小要件を指定します。 既定値は、/arch:armv8.0
です。
解説
Armv8.0-A から Armv8.8-A までの CPU 拡張機能の要件を指定できます。 ただし、Visual Studio のバージョンによっては、指定した拡張レベルで必要なすべての機能セットから命令がまだコンパイラによって生成されない場合があります。 たとえば、/arch:armv8.1
組み込み関数は ARMv8.1 拡張機能 (FEAT_LStandard Edition) で導入された適切なアトミック命令を使用できますが_Interlocked*
、コンパイラのサポートには Visual Studio 2022 バージョン 17.2 以降が必要です。
_M_ARM64
このマクロは、ARM64 ターゲットのコンパイル時に既定で定義されます。 詳細については、「定義済みマクロ」を参照してください。
コンパイルに使用 /clr
する場合、 /arch
マネージド関数のコード生成には影響しません。 /arch
は、ネイティブ関数のコード生成にのみ影響します。
Visual Studio で /arch
コンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳しくは、「Visual Studio で C++ コンパイラとビルド プロパティを設定する」をご覧ください。
[構成プロパティ]>[C/C++]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。
[その他の オプション ] ボックスで、
/arch:armv8.0
追加または追加します。 [OK] を選択して変更を保存します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- 以下を参照してください。AdditionalOptions
関連項目
/arch
(最小 CPU アーキテクチャ)
MSVC コンパイラ オプション
MSVC コンパイラのコマンド ライン構文
フィードバック
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