/CLRHEADER

CLR 固有の情報を表示します。

構文

/CLRHEADER file

引数

ファイル
/clr でビルドされたイメージ ファイル。

解説

/CLRHEADER では、マネージド プログラムで使用されている .NET ヘッダーに関する情報が表示されます。 出力には、.NET ヘッダーの場所、バイト単位のサイズ、ヘッダーのセクションが表示されます。

/GL コンパイラ オプションで生成したファイルで使用できるのは、/HEADERS DUMPBIN オプションだけです。

/clr でコンパイルされたファイルで /CLRHEADER が使用されているとき、dumpbin 出力に clr Header: セクションがあります。 flags の値は、使用された /clr オプションを示します。

  • 0 -- /clr (イメージにはネイティブ コードが含まれる可能性があります)。

共通言語ランタイムにイメージがビルドされたかどうかをプログラムで確認することもできます。 詳細については、「方法: イメージがネイティブであるか CLR であるかを確認する」を参照してください。

/clr:pure および /clr:safe コンパイラ オプションは Visual Studio 2015 では非推奨とされており、Visual Studio 2017 以降ではサポートされていません。 "純粋" または "安全" でなければならないコードは C# に移植する必要があります。

関連項目