/F (スタック サイズの設定)

プログラムのスタック サイズをバイト単位で設定します。

構文

/F number

引数

number
バイト単位でのスタック サイズ。

解説

このオプションを指定しない場合、スタック サイズは既定で 1 MB に設定されます。 number 引数は、10 進表記か C 言語表記で指定できます。 引数は、1 からリンカーが受け入れる最大スタック サイズまでの範囲で指定できます。 リンカーは、指定された値を最も近い 4 バイトの倍数に切り上げます。 /Fnumber の間のスペースは省略可能です。

プログラムが実行時にスタック オーバーフロー メッセージを受け取る場合は、スタック サイズの増加が必要になることがあります。

スタック サイズは、次の方法で設定することもできます。

Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[C/C++]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。

  3. [追加のオプション] ボックスにコンパイラ オプションを入力します。

このコンパイラ オプションをコードから設定するには

関連項目

MSVC コンパイラ オプション
MSVC コンパイラのコマンド ライン構文