/Fo (オブジェクト ファイルの名前の指定)

既定値の代わりに使用する、オブジェクト (.obj) ファイルの名前またはディレクトリを指定します。

構文

/Fopathname

解説

/Fo コンパイラ オプションを使用すると、CL コンパイラ コマンドによって生成されるすべてのオブジェクト ファイルの出力ディレクトリを設定できます。 または、これを使用して、単一のオブジェクト ファイルの名前を変更することもできます。

既定では、コンパイラによって生成されるオブジェクト ファイルは、現在のディレクトリに配置されます。 ソース ファイルのベース名と .obj 拡張子が指定されます。

/Fo オプションを使用してオブジェクト ファイルの名前を変更するには、出力ファイル名を pathname 引数として指定します。 オブジェクト ファイルの名前を変更する場合は、任意の名前と拡張子を使用できますが、.obj を使用することをお勧めします。 コンパイルするソース ファイルを複数指定したときに、ファイル名を /Fo に指定すると、コンパイラによってコマンド ライン エラー D8036 が生成されます。

/Fo オプションを使用して、CL コマンドによって作成されるすべてのオブジェクト ファイルの出力ディレクトリを設定するには、ディレクトリを pathname 引数として指定します。 ディレクトリであることは、pathname 引数の末尾のスラッシュで示されます。 指定したディレクトリが存在している必要があります。自動的には作成されません。

次のコマンド ラインでは、ドライブ D にある既存のディレクトリである \intermediate に、sample.obj という名前のオブジェクト ファイルが作成されます。

CL /Fo"D:\intermediate\" /EHsc /c sample.cpp

Visual Studio またはプログラムでオプション設定する

Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関するページを参照してください。

  2. [構成プロパティ]>[C/C++]>[出力ファイル] のプロパティ ページを選択します。

  3. [オブジェクト ファイル名] プロパティを変更して出力ディレクトリを設定します。 IDE では、オブジェクト ファイルの拡張子が .obj である必要があります。

このコンパイラ オプションをコードから設定するには

関連項目

出力ファイル (/F) オプション
MSVC コンパイラ オプション
MSVC コンパイラ コマンド ラインの構文
パス名の指定