/FUNCTIONPADMIN (ホットパッチ可能なイメージを作成する)

ホット パッチ適用用の実行可能イメージを準備するようにリンカーに指示します。

構文

/FUNCTIONPADMIN[:size]

引数

size
各関数の先頭に追加するパディングの量 (バイト単位)。 x86 では、既定値は 5 バイトのパディングで、x64 では既定値は 6 バイトです。 他のターゲットでは、値を指定する必要があります。

解説

リンカーがホットパッチ可能なイメージを生成するには、.obj(ホットパッチ可能なイメージの作成) コンパイラ オプションを/hotpatch使用してファイルをコンパイルする必要があります。

cl.exe の 1 回の呼び出しでイメージをコンパイルしてリンクすると、 /hotpatch . /FUNCTIONPADMIN.

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳しくは、「コンパイラとビルドのプロパティを設定する」をご覧ください。

  2. [構成プロパティ]>[リンカー]>[全般] プロパティ ページを選択します。

  3. [ホット パッチ可能なイメージ作成] プロパティを変更します。 [OK] または [適用] を選択して、変更内容を保存します。

このリンカーをコードから設定するには

関連項目

MSVC リンカーのリファレンス
MSVC リンカー オプション