_commit

ファイルを直接ディスクにフラッシュします。

構文

int _commit(
   int fd
);

パラメーター

fd
開いているファイルを参照するファイル記述子。

戻り値

ファイルがディスクに正常にフラッシュされた場合、_commit は 0 を返します。 戻り値 -1 はエラーを示します。

解説

_commit 関数は、オペレーティング システムに対して、fd に関連付けられたファイルをディスクに書き込む処理を強制します。 この関数を呼び出すと、オペレーティング システムのタイミングではなく、即時に指定したファイルがフラッシュされます。

無効なファイル記述子の場合fdは、「パラメーターの検証」で説明されているように、無効なパラメーター ハンドラーが呼び出されます。 実行の継続が許可された場合、この関数は -1 を返し、errnoEBADF に設定されます。

既定では、この関数のグローバル状態の適用対象は、アプリケーションになります。 この動作を変更するには、「CRT のグローバル状態」を参照してください

必要条件

ルーチンによって返される値 必須ヘッダー 省略可能なヘッダー
_commit <io.h> <errno.h>

互換性の詳細については、「 Compatibility」を参照してください。

関連項目

低レベル I/O
_creat, _wcreat
_open, _wopen
_read
_write