C/C++ コードの欠陥を減らすための SAL 注釈の使用

SAL は、Microsoft のソース コード注釈言語です。 ソース コード注釈を使用することにより、コードの背景にある意図を明確にすることができます。 また、これらの注釈により、自動静的分析ツールでコードをより正確に分析できるようになり、擬陽性と擬陰性が大幅に減少します。

本ドキュメントのこのセクションの記事には、SAL の側面に関する説明、SAL 構文のリファレンスとその使用例を記載しています。

• SAL について

  コア SAL 注釈に関する情報と例を記載しています。

• 関数パラメーターおよび戻り値の注釈設定

  関数と関数パラメーターの SAL 注釈を一覧にしています。

• 関数の動作に注釈を付ける

  関数と関数の動作の SAL 注釈を一覧にしています。

• 構造体とクラスに注釈を付ける

  構造体とクラスの SAL 注釈を一覧にしています。

• ロック動作に注釈を付ける

  ロック メカニズムとともに SAL 注釈を使用する方法について説明しています。

• 注釈を適用するタイミングと場所の指定

  他の SAL 注釈の条件またはスコープ (配置) を指定する SAL 注釈を一覧にしています。

• 組み込み関数

  組み込みの SAL 注釈を一覧にしています。

• ベスト プラクティスと例

  SAL 注釈の使用方法を示す例を記載しています。 よくある落とし穴についても説明しています。

参照

Windows ドライバーの SAL 2.0 注釈