Share via


プログレス コントロールの操作

プログレス コントロール (CProgressCtrl) の現在の位置を変更するには、3 つの方法があります。

  • 位置は、事前に設定された増分量で変更できます。

  • 位置は、任意の量だけ変更できます。

  • 位置は、特定の値に変更できます。

事前に設定された量で位置を変更するには

  1. SetStep メンバー関数を使用して、増分量を設定します。 この値は既定では 10 です。 この値は、通常、コントロールの初期設定の 1 つとして設定されます。 ステップ値には負の値を指定できます。

  2. StepIt メンバー関数を使用して、位置をインクリメントします。 これにより、コントロール自体が再描画されます。

    Note

    StepIt では、位置が折り返されます。 たとえば、StepIt に対して範囲を 1 から 100、ステップを 20、位置を 90 とした場合、位置は 10 に設定されます。

任意の量で位置を変更するには

  1. OffsetPos メンバー関数を使用して、位置を変更します。 OffsetPos には負の値を指定できます。

    Note

    OffsetPos では、StepIt とは異なり、位置が折り返されません。 新しい位置は、範囲内にとどまるように調整されます。

位置を特定の値に変更するには

  1. SetPos メンバー関数を使用して、位置を特定の値に設定します。 必要に応じて、新しい位置が範囲内になるように調整されます。

通常、プログレス コントロールは出力にのみ使用されます。 新しい値を指定せずに現在の位置を取得するには、GetPos を使用します。

関連項目

CProgressCtrl の使い方
コントロール