MFC ODBC コンシューマー ウィザード

このウィザードは、Visual Studio 2019 以降では利用できません。

このウィザードでは、ODBC レコードセット クラスと、指定したデータ ソースにアクセスするために必要なデータ バインディングを設定します。

UIElement の一覧

  • データ ソース

    [ データ ソース] ボタンを使用すると、指定した ODBC ドライバーを使用して、指定したデータ ソースを設定できます。 データ ソース ファイル (DSN) の詳細については、「ODBC SDK のファイル データ ソース」を参照してください

    [データ ソース選択] ダイアログ ボックスには、次の 2 つのタブがあります。

    • [ファイル データ ソース ] タブ:

      [ 検索先] ボックスでは 、データ ソースとして使用するファイルを選択するディレクトリを指定します。 既定値は \Program Files\Common Files\ODBC\Data Sources です。 既存のファイル データ ソース (.dsn ファイル) がメインリスト ボックスに表示されます。 ODBC データ ソース 管理istrator の [ファイル DSN] タブを使用してデータ ソースを事前に設定することも、このダイアログ ボックスを使用して新しいデータ ソースを作成することもできます。

      このダイアログ ボックスから新しいファイル データ ソースを作成するには、DSN 名をクリックしてNew指定します。[新しいデータ ソース作成] ダイアログ ボックスが表示されます。 [新しいデータ ソースの作成] ダイアログ ボックスで、適切なドライバーを選択し、[参照] をクリックNext、データ ソースとして使用するファイルの名前を選択します (.xls ファイルなどの DSN 以外のファイルを表示するには、[すべてのファイル] を選択する必要があります)。、[完了] をクリックNextします (DSN 以外のファイルを選択した場合は、"ODBC Microsoft Excel セットアップ" などのドライバー固有のダイアログ ボックスが表示され、ファイルが DSN に変換されます)。

      Note

      ODBC データ ソース 管理istrator を使用して、新しいファイル データ ソースを事前に作成することもできます。 [スタート] メニューから、設定コントロール パネル管理istrative ToolsData Sources (ODBC)、ODBC データ ソース 管理istrator の順に選択します。

      [ DSN 名] ボックスでは、ファイル データ ソースの名前を指定できます。 DSN 名の末尾が適切なファイル拡張子 (Excel ファイルの場合は .xls、Access ファイルの場合は .mdb) であることを確認する必要があります。

      DSN の詳細については、ODBC SDK のファイル データ ソースを参照してください

    • [マシン データ ソース ] タブ:

      このタブには、システム データ ソースとユーザー データ ソースが一覧表示されます。 ユーザー データ ソースは、このマシン上のユーザーに固有です。 システム データ ソースは、このマシンまたはシステム全体のサービスのすべてのユーザーが使用できます。 ODBC SDK のマシン データ ソースを参照する

      ODBC データ ソースの詳細については、「ODBC SDK のデータ ソース」を参照してください

    [OK] をクリックして完了します。 [データベース オブジェクトの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスから、コンシューマーが使用するテーブルまたはビューを選択します。 複数のビューとテーブルを選択するには、コントロール キーを押しながら項目をクリックします。 [OK] をクリックして完了します。

  • クラス

    既定では、選択したファイルまたはマシン データ ソースの名前に基づくコンシューマー クラスの名前。

  • .h ファイル

    既定では、選択したファイルまたはマシン データ ソースの名前に基づくコンシューマー クラス ヘッダー ファイルの名前。

  • .cpp ファイル

    既定では、選択したファイルまたはマシン データ ソースの名前に基づくコンシューマー クラス実装ファイルの名前。

  • Type

    レコードセットがダイナセット (既定) かスナップショットかを指定します。

    • ダイナセット: レコードセットがダイナセットであることを指定します。 ダイナセットは、クエリされたデータベースのデータにインデックス付きビューを提供するクエリの結果です。 ダイナセットでは、元のデータに対して整数インデックスのみがキャッシュされるため、スナップショットに対するパフォーマンスが向上します。 インデックスは、クエリの結果として見つかった各レコードを直接指し、レコードが削除されたかどうかを示します。 また、クエリされたレコード内の更新された情報にアクセスすることもできます。 これが既定です。

    • スナップショット: レコードセットがスナップショットであることを指定します。 スナップショットはクエリの結果であり、ある時点でのデータベースへのビューです。 クエリの結果として見つかったすべてのレコードはキャッシュされるため、元のレコードに対する変更は表示されません。

  • すべての列をバインドする

    選択したテーブル内のすべての列をバインドするかどうかを指定します。 このボックス (既定値) を選択すると、すべての列がバインドされます。このボックスを選択しない場合、列はバインドされず、レコードセット クラスで手動でバインドする必要があります。

関連項目

MFC ODBC コンシューマー
コード ウィザードを使用した機能の追加