日時指定コントロールでのカスタム書式指定文字列の使い方

既定では、日付と時刻の選択コントロールには、現在の日付または時刻を表示するための 3 つの書式の種類 (一意のスタイルに対応する各形式) が用意されています:

  • DTS_LONGDATEFORMAT 日付を長い形式で表示し、"水曜日, January 3, 2000" のような出力を生成します。

  • DTS_SHORTDATEFORMAT 日付を短い形式で表示し、"1/3/00" のような出力を生成します。

  • DTS_TIMEFORMAT 時間を長い形式で表示し、"5:31:42 PM" のような出力を生成します。

ただし、カスタム書式指定文字列を使用して、日付または時刻の外観をカスタマイズできます。 このカスタム文字列は、既存のフォーマット文字、非形式文字、またはその両方の組み合わせで構成されます。 カスタム文字列が構築されたら、カスタム文字列を渡して CDateTimeCtrl::SetFormat を呼び出します。 日付と時刻の選択コントロールには、カスタム書式指定文字列を使用して現在の値が表示されます。

次のコード例 (m_dtPickerCDateTimeCtrl オブジェクト) は、考えられる1つの解決策を示しています。

CString formatStr = _T("'Today is: 'yy'/'MM'/'dd");
m_DateTimeCtrl.SetFormat(formatStr);

カスタム書式指定文字列に加えて、日付と時刻の選択コントロールでも コールバック フィールドがサポートされます。

関連項目

CDateTimeCtrl の使い方
コントロール