#error ディレクティブ (C/C++)

#error ディレクティブは、コンパイル時にユーザー指定のエラー メッセージを出力して、コンパイルを終了します。

構文

#errorトークン-文字列

解説

このディレクティブが生成するエラー メッセージには、token-string パラメーターが含まれます。 token-string パラメーターは、マクロ展開の対象になりません。 このディレクティブは、プリプロセス時にプログラムの不整合や制約の違反を開発者に通知するために最も役立ちます。 次の例は、プリプロセス中のエラーの処理を示しています。

#if !defined(__cplusplus)
#error C++ compiler required.
#endif

関連項目

プリプロセッサ ディレクティブ