NEXTYEAR

現在のコンテキストで、dates 列の最初の日付に基づいて、その翌年のすべての日付の列を含むテーブルを返します。

構文

NEXTYEAR(<dates>[,<year_end_date>])  

パラメーター

用語 定義
dates 日付を含む列。
year_end_date (省略可能) 年度末の日付を定義する日付を含むリテラル文字列。 既定値は 12 月 31 日です。

戻り値

日付値の単一列を含むテーブル。

解説

  • この関数は、入力列の先頭の日付に基づいて、その翌年のすべての日付を返します。 たとえば、dates 列の先頭の日付が 2007 年を参照している場合、この関数では、2008 年のすべての日付を返します。

  • dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

    • 日付/時刻列への参照。
    • 日付/時刻の値の単一の列を返すテーブル式。
    • 日付/時刻の値の単一列テーブルを定義するブール式。
  • ブール式に対する制約については、CALCULATE 関数に関するトピックで説明されています。

  • year_end_date パラメーターは日付の文字列リテラルで、ロケールはブックが作成されたクライアントのロケールと同じです。 日付の年の部分は無視されます。

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。

次のサンプルの数式では、インターネット販売の "翌年の売上" を計算するメジャーを作成します。

= CALCULATE(SUM(InternetSales_USD[SalesAmount_USD]), NEXTYEAR('DateTime'[DateKey]))  

タイム インテリジェンス関数
日付と時刻関数
NEXTDAY 関数
NEXTQUARTER 関数
NEXTMONTH 関数