_Application.InputBox メソッド

定義

ユーザー入力用のダイアログ ボックスを表示します。 表示したダイアログ ボックスに入力された情報を返します。

public object InputBox (string Prompt, object Title, object Default, object Left, object Top, object HelpFile, object HelpContextID, object Type);
Public Function InputBox (Prompt As String, Optional Title As Object, Optional Default As Object, Optional Left As Object, Optional Top As Object, Optional HelpFile As Object, Optional HelpContextID As Object, Optional Type As Object) As Object

パラメーター

Prompt
String

必須 オブジェクト。 ダイアログ ボックスに表示するメッセージを指定します。 文字列、数値、日付、 ブール値を 指定できます。

Title
Object

省略可能 なオブジェクト。 ダイアログ ボックスのタイトルを指定します。 この引数を省略すると、既定値の "入力" がタイトル バーに表示されます。

Default
Object

省略可能 なオブジェクト。 ダイアログ ボックスが最初に表示されるときに、テキスト ボックスに表示される値を指定します。 この引数を省略すると、テキスト ボックスが空で表示されます。 この値は Range オブジェクトを指定できます。

Left
Object

省略可能 なオブジェクト。 画面の左上隅に対するダイアログ ボックスの x 位置をポイント単位で指定します。

Top
Object

省略可能 なオブジェクト。 画面の左上隅に対するダイアログ ボックスの y 位置をポイント単位で指定します。

HelpFile
Object

省略可能 なオブジェクト。 対象の入力ボックスで使うヘルプ ファイルの名前を指定します。 HelpFile引数と HelpContextID 引数が存在する場合は、ダイアログ ボックスに [ヘルプ] ボタンが表示されます。

HelpContextID
Object

省略可能 なオブジェクト。 のヘルプ トピック HelpFileのコンテキスト ID 番号。

Type
Object

省略可能 なオブジェクト。 返されるデータの型を指定します。 この引数を省略すると、ダイアログ ボックスは文字列 (テキスト) を返します。 次の値の 1 つまたは合計を指定できます。の許容値 Typeの合計を使用できます。 たとえば、テキストと数値の両方を受け入れることができる入力ボックスの場合は、1 + 2 に設定 Type します。

戻り値

注釈

InputBox を使用して、マクロで使用する情報を入力できるように簡単なダイアログ ボックスを表示します。 ダイアログボックスには、[OK] ボタンと [キャンセル] ボタンがあります。 [ OK ] をクリックすると、 InputBox は ダイアログ ボックスに入力された値を返します。 [ キャンセル ] をクリックすると、 InputBoxFalse を返します。

が 0 の場合 TypeInputBox は"=2*PI()/360" などのテキスト形式で数式を返します。 数式に参照がある場合は、A1 形式の参照として返されます。 (参照スタイル間の変換に使用 ConvertFormula(Object, XlReferenceStyle, Object, Object, Object) します)。

が 8 の場合 TypeInputBoxRange オブジェクトを返します。

InputBox メソッドを使用してユーザーに数式を要求する場合は、 プロパティをFormulaLocal使用して数式を Range オブジェクトに割り当てる必要があります。 入力する数式にはユーザーの言語が使用されます。

InputBox メソッドは、ユーザーの入力を選択的に検証できる点で InputBox 関数とは異なり、Microsoft Excel オブジェクト、エラー値、および数式で使用できます。 オブジェクト修飾子を持たない InputBox は、InputBox 関数を呼び出します。

適用対象