.NET 用 Azure Cosmos DB ライブラリ

概要

Azure Cosmos DB は、グローバル分散型のマルチモデル データベース サービスです。 これは、包括的な SLA により、任意の数の地理的リージョン間でスループットとストレージを弾力的かつ個別にスケーリングできるように設計されています。 Azure Cosmos DB を使用すると、API とプログラミング モデルを使って、ドキュメント、キー値、ワイドカラム、およびグラフのデータベースを格納し、アクセスできます。

Azure Cosmos DB の概要

クライアント ライブラリ

既存の Azure Cosmos DB データ ストアのデータにアクセスしたり、データを保存したりするには、Azure Cosmos DB .NET クライアント ライブラリを使用します。 新しい Azure Cosmos DB アカウントの作成を自動化するには、Azure Portal、CLI、または PowerShell を使用します。

NuGet パッケージを Visual Studio パッケージ マネージャー コンソールから直接インストールするか、.NET Core CLI を使ってインストールします。

.NET Standard を対象とするバージョン 3.x をインストールするには:

Visual Studio パッケージ マネージャー

Install-Package Microsoft.Azure.Cosmos

.NET Core CLI

dotnet add package Microsoft.Azure.Cosmos

コード例

この例では、既存の Azure Cosmos DB SQL API データベースに接続して、新しいデータベースとコンテナーを作成し、コンテナーから項目を読み取って、TodoItem オブジェクトに逆シリアル化します。 この例では、.NET SDK のバージョン 3.x を使用しています。

// CosmosClient should always be a singleton for an application
using (CosmosClient cosmosClient = new CosmosClient("endpoint", "primaryKey"))
{
    Container container = cosmosClient.GetContainer("DatabaseId", "ContainerId");
    // Read item from container
    CosmosItemResponse<TodoItem> todoItemResponse = await container.ReadItemAsync<TodoItem>("ItemId", new PartitionKey("partitionKeyValue"));
}

サンプル