TraceOptions 列挙型

定義

トレース出力に書き込むトレース データ オプションを指定します。

この列挙体は、メンバー値のビットごとの組み合わせをサポートしています。

public enum class TraceOptions
[System.Flags]
public enum TraceOptions
[<System.Flags>]
type TraceOptions = 
Public Enum TraceOptions
継承
TraceOptions
属性

フィールド

Callstack 32

StackTrace プロパティの戻り値によって表される呼び出し履歴を書き込みます。

DateTime 2

日付と時刻を書き込みます。

LogicalOperationStack 1

LogicalOperationStack プロパティの戻り値によって表される論理的な操作の履歴を書き込みます。

None 0

要素を書き込みません。

ProcessId 8

Id プロパティの戻り値によって表されるプロセス ID を書き込みます。

ThreadId 16

現在のスレッドの ManagedThreadId プロパティの戻り値によって表されるスレッド ID を書き込みます。

Timestamp 4

GetTimestamp() メソッドの戻り値によって表されるタイムスタンプを書き込みます。

次のコード例では、 列挙を TraceOptions 使用してコンソール トレース リスナーの プロパティを TraceOutputOptions プログラムで設定する方法を示します。 コンソール トレース リスナーは、トレース ソースの プロパティに Listeners 列挙されたリスナーの 1 つです。 このコード例は、TraceSource クラスのために提供されている大規模な例の一部です。

ts.Listeners["console"].TraceOutputOptions |= TraceOptions.Callstack;
ts.Listeners("console").TraceOutputOptions = ts.Listeners("console").TraceOutputOptions Or TraceOptions.Callstack

注釈

この列挙は、トレース リスナーによって使用され、トレース出力に含める必要があるオプション (要素) を決定します。 トレース リスナーは、トレース オプションを プロパティに TraceOutputOptions 格納します。

次の例は、 属性を使用して の traceOutputOptions トレース出力オプションを指定する方法を ConsoleTraceListener示しています。 このような構成ファイルの使用は、.NET Frameworkアプリでのみ可能です。

<configuration>  
  <system.diagnostics>  
    <trace autoflush="false" indentsize="4">  
      <listeners>  
        <add name="consoleListener"  
          type="System.Diagnostics.ConsoleTraceListener"   
          traceOutputOptions="ProcessId, DateTime" />  
      </listeners>  
    </trace>  
  </system.diagnostics>  
</configuration>  

アプリケーション構成ファイルへのトレース リスナーの追加の詳細については、「リスナー>」を参照してください<

TraceOptions列挙体は、次のクラスとメソッドでは使用されません。

適用対象