ILease インターフェイス

定義

リモート処理有効期間サービスによって使用される有効期間リース オブジェクトを定義します。

public interface class ILease
public interface ILease
[System.Runtime.InteropServices.ComVisible(true)]
public interface ILease
type ILease = interface
[<System.Runtime.InteropServices.ComVisible(true)>]
type ILease = interface
Public Interface ILease
属性

注釈

サーバーアプリケーションを削除できる場合は、分散ガベージコレクションを制御します。 従来、分散ガベージコレクションでは、制御のために参照カウントと ping が使用されていました。 これは、オブジェクトごとに数千のクライアントがある場合に適していますが、各オブジェクトに数千のクライアントがある場合はうまく機能しません。 有効期間サービスは、従来の分散ガベージコレクターの機能を引き受けることができ、クライアントの数が増えると適切にスケールされます。

有効期間サービスは、リモートでアクティブ化される各オブジェクトにリースを関連付けます。 リースが期限切れになると、オブジェクトは削除されます。 リースでは、オブジェクトの有効期間が無期限であることを指定できます。

AppDomain には、ドメイン内のリースを管理するリースマネージャーが含まれています。 リースマネージャーは、時間の有効期限についてリースを定期的に調べます。 リースの有効期限が切れている場合は、リースへの参照を削除するか、1つまたは複数のリーススポンサを呼び出して更新することにより、リースを取り消すことができます。

リースには、そのポリシーを決定するプロパティと、リース時間を更新するメソッドが含まれています。 リースは、インターフェイスを公開し ILease ます。

インターフェイスの使用方法を示す例については、 ILease有効期間」を参照してください。

プロパティ

CurrentLeaseTime

リースの残り時間を取得します。

CurrentState

リースの現在の LeaseState を取得します。

InitialLeaseTime

リースの初期時間を取得または設定します。

RenewOnCallTime

リモート オブジェクトに対する呼び出しによって、CurrentLeaseTime が更新されるのにかかる時間を取得または設定します。

SponsorshipTimeout

スポンサがリースの更新時間を返すまで待機する時間を取得または設定します。

メソッド

Register(ISponsor)

リースを更新せずにそのリースのスポンサを登録します。

Register(ISponsor, TimeSpan)

リースのスポンサを登録し、指定した TimeSpan で更新します。

Renew(TimeSpan)

指定した時間間隔でリースを更新します。

Unregister(ISponsor)

スポンサーの一覧から、スポンサーを削除します。

適用対象