CngKey クラス

定義

CNG (Cryptography Next Generation) オブジェクトと共に使用されるキーのコア機能を定義します。

public ref class CngKey sealed : IDisposable
public sealed class CngKey : IDisposable
type CngKey = class
    interface IDisposable
Public NotInheritable Class CngKey
Implements IDisposable
継承
CngKey
実装

注釈

このクラスは、BCrypt キーではなく NCrypt キーをラップします。 NCrypt は、キー ストレージ機能を提供する CNG のサブセットです。 BCrypt は、乱数生成、ハッシュ関数、署名、暗号化キーなどの基本暗号化サービスを提供するサブセットです。

注意

CNG クラスは、Windows以外のプラットフォームでは機能しません。

コンストラクター

CngKey()

プロパティ

Algorithm

キーで使用されるアルゴリズムを取得します。

AlgorithmGroup

キーで使用されるアルゴリズム グループを取得します。

ExportPolicy

キーで使用されるエクスポート ポリシーを取得します。

Handle

ネイティブ キーを表すセーフ ハンドル (NCRYPT_KEY_HANDLE) を取得します。

IsEphemeral

キーの永続性の状態を取得します。

IsMachineKey

キーのスコープ (コンピューターまたはユーザー) を取得します。

KeyName

キーの名前を取得します。

KeySize

キーのサイズ (ビット単位) を取得します。

KeyUsage

キーで指定される暗号化操作を取得します。

ParentWindowHandle

キーにアクセスすることで発生するユーザー インターフェイス (UI) プロンプトに使用するウィンドウ ハンドル (HWND) を取得または設定します。

Provider

キーを管理するキー記憶域プロバイダー (KSP: Key Storage Provider) を取得します。

ProviderHandle

KSP を識別するネイティブ ハンドル (NCRYPT_PROV_HANDLE) を取得します。

UIPolicy

キーにアクセスするための UI を制御するパラメーターを取得します。

UniqueName

キーの一意の名前を取得します。

メソッド

Create(CngAlgorithm)

指定したアルゴリズムで使用できる CngKey オブジェクトを作成します。

Create(CngAlgorithm, String)

指定したアルゴリズムを提供する名前付きの CngKey オブジェクトを作成します。

Create(CngAlgorithm, String, CngKeyCreationParameters)

提供されたキー作成パラメーターを使用して、指定したアルゴリズムを提供する名前付きの CngKey オブジェクトを作成します。

Delete()

オブジェクトに関連付けられているキーを削除します。

Dispose()

CngKey クラスの現在のインスタンスによって使用されているすべてのリソースを解放します。

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
Exists(String)

既定の KSP に名前付きキーが存在するかどうかを確認します。

Exists(String, CngProvider)

指定した KSP に名前付きキーが存在するかどうかを確認します。

Exists(String, CngProvider, CngKeyOpenOptions)

指定のオプションに従って、指定した KSP に名前付きキーが存在するかどうかを確認します。

Export(CngKeyBlobFormat)

キー マテリアルを指定した形式で BLOB にエクスポートします。

GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetProperty(String, CngPropertyOptions)

名前および一連のプロパティ オプションを指定してプロパティを取得します。

GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
HasProperty(String, CngPropertyOptions)

指定したプロパティがキーに存在するかどうかを確認します。

Import(Byte[], CngKeyBlobFormat)

指定したキー マテリアルを、指定した形式を使用して既定の KSP にインポートすることで、新しいキーを作成します。

Import(Byte[], CngKeyBlobFormat, CngProvider)

指定したキー マテリアルを、指定した形式を使用して指定のキー記憶域プロバイダー (KSP) にインポートすることで、新しいキーを作成します。

MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
Open(SafeNCryptKeyHandle, CngKeyHandleOpenOptions)

既存のキーを識別するハンドルを使用して、CngKey オブジェクトのインスタンスを作成します。

Open(String)

既存の名前付きキーを表す CngKey オブジェクトのインスタンスを作成します。

Open(String, CngProvider)

既存の名前付きキーを表す CngKey オブジェクトのインスタンスを、指定した KSP を使用して作成します。

Open(String, CngProvider, CngKeyOpenOptions)

既存の名前付きキーを表す CngKey オブジェクトのインスタンスを、指定した KSP およびキーを開くオプションを使用して作成します。

SetProperty(CngProperty)

キーで名前付きプロパティを設定します。

ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

適用対象