ScrollBarEventArgs.IsHandled プロパティ

定義

名前空間:

System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting

アセンブリ:

System.Windows.Forms.DataVisualization.dll

特定のスクロール バー イベントの既定の動作を取り消すかどうかを示すフラグを取得または設定します。

public:
 property bool IsHandled { bool get(); void set(bool value); };

public bool IsHandled { get; set; }

member this.IsHandled : bool with get, set

Public Property IsHandled As Boolean

プロパティ値

Boolean

イベントの既定の動作を取り消す場合は true。それ以外の場合は false。

注釈

このプロパティは、ルート Chart オブジェクトのAxisScrollBarClickedイベントで公開されます。

このプロパティを使用すると、特定のスクロール バー イベントの既定の動作を取り消すことができます。

スクロール バー ボタンをクリックすると、ビューの既定の操作が行われます。

次の一覧は、この既定の動作をまとめたものです。

• ユーザーが [リセット/ズーム] ボタンをクリックすると、前のビューが表示されます。

• ユーザーがスクロール バーの背景 (スクロールサムではなく、トラッカーと呼ばれる) をクリックすると、スクロールバーの大きな増分やデクリメントが発生し、増分および/またはデクリメントサイズがプロパティによって Size 決定されます。

これらの既定の動作をオフにするには、 イベントでカスタム ロジックを IsHandled 指定した後で、 プロパティ true を AxisScrollBarClicked に設定します。