ActivityCollection.GetEnumerator メソッド

定義

ICollection の反復処理インターフェイスを実装します。

public:
 System::Collections::Generic::IEnumerator<System::Workflow::ComponentModel::Activity ^> ^ GetEnumerator();
public System.Collections.Generic.IEnumerator<System.Workflow.ComponentModel.Activity> GetEnumerator ();
override this.GetEnumerator : unit -> System.Collections.Generic.IEnumerator<System.Workflow.ComponentModel.Activity>
Public Function GetEnumerator () As IEnumerator(Of Activity)

戻り値

IEnumerator<Activity>

ReadOnlyCollectionBase インスタンスを反復処理できる列挙子。

実装

注釈

列挙子は、コレクションのデータ読み取りのみを有効にします。 列挙子を使用して基になるコレクションを変更することはできません。

初期状態では、列挙子はコレクションの最初の要素の前に位置しています。 また、Reset メソッドは、列挙子を最初の位置に戻します。 この位置で Current を呼び出すと、例外が発生します。 そのため、MoveNext の値を読み取る前に、Current を呼び出して列挙子をコレクションの最初の要素に進める必要があります。

Current は、MoveNext または Reset が呼び出されるまでは同じオブジェクトを返します。 MoveNext は、Current を次の要素に進めます。

列挙子は、コレクションの末尾を越えると、コレクションの最後の要素の後に位置付けられるので、MoveNext を呼び出すと false が返されます。 前回 MoveNext を呼び出して false が返された後に Current を呼び出すと、例外が発生します。

コレクションの先頭の要素に再び Current を設定するには、先に Reset を呼び出してから MoveNext を呼び出します。

列挙子は、コレクションが変更されない限り有効です。 要素の追加、変更、削除などの変更がコレクションに対して実行されると、列挙子は回復不可能な無効状態になり、次に MoveNext または Reset を呼び出すと、InvalidOperationException が発生します。 MoveNext を呼び出してから Current を呼び出すまでの間にコレクションが変更された場合、列挙子は無効になっていても、Current は設定されている要素を返します。

列挙子はコレクションに排他アクセスできないため、コレクションの列挙処理は本質的にスレッド セーフな処理ではありません。 コレクションが同期されている場合でも、他のスレッドがそのコレクションを変更する可能性はあります。 この場合、列挙子から例外が発生します。 列挙処理を確実にスレッド セーフに行うには、列挙中にコレクションをロックするか、他のスレッドによって行われた変更によってスローされる例外をキャッチします。

適用対象