VisualElement.Resources プロパティ

定義

ローカルのリソース ディクショナリを取得または設定します。

public Xamarin.Forms.ResourceDictionary Resources { get; set; }
member this.Resources : Xamarin.Forms.ResourceDictionary with get, set

プロパティ値

現在のリソース ディクショナリ。リソースはキーによって格納されます。

注釈

XAML では、リソース ディクショナリには、XML で指定され、実行時に作成されるキーと値のペアが格納されます。 リソース ディクショナリ内のキーは、作成する x:Key 型の XML タグの属性で指定されます。 その型のオブジェクトが作成され、追加の属性または入れ子になったタグによって指定されるプロパティとフィールドの値で初期化されます。どちらも、存在する場合はプロパティ名またはフィールド名の文字列表現です。 その後、オブジェクトは、実行時に外側の型の に ResourceDictionary 挿入されます。

たとえば、Xamarin.Forms シリーズの XAML から取得した次の XAML は、周囲ContentPageに追加されるすべてのLayoutオブジェクトに使用できるオブジェクト定数を含むLayoutOptionsリソース ディクショナリを作成します。

<ContentPage.Resources>
<ResourceDictionary>
<LayoutOptions x:Key="horzOptions"
                     Alignment="Center" />

<LayoutOptions x:Key="vertOptions"
                     Alignment="Center"
                     Expands="True" />
</ResourceDictionary>
</ContentPage.Resources>

上記のスニペットは、タグ ペア内 <ContentPage>...</ContentPage> で入れ子になっている場合にのみ有効であることに注意してください。 アプリ開発者は、そのペア内で、 キーと vertOptions キーの両方をhorzOptions使用して、静的リソース構文を使用して型LayoutOptionsのプロパティの値を"{...}"指定できます。 次の短い例は、 Xamarin.Forms シリーズの XAML からも取得した、この構文を示しています。

<Button Text="Do this!"
        HorizontalOptions="{StaticResource horzOptions}"
        VerticalOptions="{StaticResource vertOptions}"
        BorderWidth="3"
        Rotation="-15"
        TextColor="Red"
        Font="Large" />

リソース ディクショナリとそれに関連付けられた XML により、アプリケーション開発者は、XAML コンパイル時エンジンとランタイム エンジン内でコードを再利用するための便利なメソッドが提供されます。

適用対象