Blazor: JSObjectReference および JSInProcessObjectReference 型を internal に変更
ASP.NET Core 5.0 RC1 で導入された新しい Microsoft.JSInterop.JSObjectReference
および Microsoft.JSInterop.JSInProcessObjectReference
型は internal
としてマークされています。
導入されたバージョン
5.0 RC2
以前の動作
JSObjectReference
は、IJSRuntime
経由で JavaScript の相互運用呼び出しから取得できます。 次に例を示します。
var jsObjectReference = await JSRuntime.InvokeAsync<JSObjectReference>(...);
新しい動作
JSObjectReference
では internal アクセス修飾子が使用されます。 代わりに public
IJSObjectReference
インターフェイスを使用する必要があります。 次に例を示します。
var jsObjectReference = await JSRuntime.InvokeAsync<IJSObjectReference>(...);
JSInProcessObjectReference
も internal
としてマークされ、IJSInProcessObjectReference
によって置き換えられました。
変更理由
この変更により、JavaScript の相互運用機能が Blazor 内の他のパターンとより一貫したものになります。 IJSObjectReference
は、同様の目的で機能し、同様のメソッドと拡張機能を備えているという点で IJSRuntime
に似ています。
推奨アクション
JSObjectReference
と JSInProcessObjectReference
の使用を、それぞれ IJSObjectReference
と IJSInProcessObjectReference
に置換します。
影響を受ける API
Microsoft.JSInterop.JSObjectReference
Microsoft.JSInterop.JSInProcessObjectReference
.NET
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