無効なインデックスに対する XNodeReader.GetAttribute の動作

XNodeReader は内部クラスですが、XNode.CreateReader を呼び出すと XmlReader クラスからアクセスできます。 GetAttribute(Int32) メソッドの無効なインデックスに対して、XNodeReader を除くすべての XmlReader の実装から ArgumentOutOfRangeException がスローされていました。 今回の変更により、無効なインデックスに対して XNodeReader.GetAttribute(int) からも ArgumentOutOfRangeException がスローされるようになりました。

以前の動作

インデックスが無効な場合に、XNodeReader.GetAttribute(int) から null が返されました。

新しい動作

インデックスが無効な場合に、XNodeReader.GetAttribute(int) から ArgumentOutOfRangeException が返されます。

導入されたバージョン

.NET 6

破壊的変更の種類

この変更はソースの互換性に影響を与える可能性があります。

変更理由

XmlReader.GetAttribute(int) は適切に文書化されていますが、XNodeReader は文書化されたとおりには動作していませんでした。 また、無効なインデックスに対する動作は、他の XmlReader の実装と矛盾していました。

無効なインデックスを回避するには:

影響を受ける API