Windows フォーム DataGridView コントロールでのパフォーマンス チューニング

大量のデータを処理する場合は、メモリを注意深く使用しないと、DataGridView コントロールでメモリが大量に消費され、オーバーヘッドが増える可能性があります。 メモリが限られているクライアントでは、メモリ コストの高い機能を使わないようにすることで、このオーバーヘッドの一部を回避できます。 また、仮想モードを使用して、データ メンテナンスやデータ取得タスクの一部またはすべてを自分で管理し、メモリの使用をシナリオに合わせてカスタマイズすることもできます。

このセクションの内容

Windows フォーム DataGridView コントロールを拡張するための推奨される手順
大量のデータを処理する場合に、不要なメモリ使用やパフォーマンス低下が起こらないようなやり方で DataGridView コントロールを使用する方法について説明します。

Windows フォーム DataGridView コントロールでの仮想モード
仮想モードを使用して、標準のデータ バインディング メカニズムを補完または置き換える方法について説明します。

チュートリアル: Windows フォーム DataGridView コントロールでの仮想モードを実装する
いくつかの仮想モード イベントのハンドラーを実装する方法について説明します。 また、ユーザーの編集について、行レベルのロールバックとコミットを実装する方法も示します。

Windows フォーム DataGridView コントロールでの Just-In-Time データ読み込みによる仮想モードの実装
データをオンデマンドで読み込む方法について説明します。これは、表示するデータが、使用可能なクライアント メモリで格納できる量よりも多い場合に便利です。

リファレンス

DataGridView
DataGridView コントロールのリファレンス ドキュメントを提供します。

VirtualMode
VirtualMode プロパティのリファレンス ドキュメントを提供します。

関連項目