方法: アプリケーション リソースを使用する

この例では、アプリケーション リソースを使用する方法を示します。

次の例は、アプリケーション定義ファイルを示しています。 アプリケーション定義ファイルでは、リソース セクション (Resources プロパティの値) を定義します。 アプリケーション レベルで定義されているリソースには、そのアプリケーションの一部であるその他すべてのページからアクセスできます。 この例では、リソースは宣言済みのスタイルです。 コントロール テンプレートを含む完全なスタイルは長くなる場合があるため、この例では、スタイルの ContentTemplate プロパティ セッターで定義されているコントロール テンプレートは省略されています。

<Application.Resources>
  <Style TargetType="Button" x:Key="GelButton" >
    <Setter Property="Margin" Value="1,2,1,2"/>
    <Setter Property="HorizontalAlignment" Value="Left"/>
    <Setter Property="Template">
      <Setter.Value>
      </Setter.Value>
    </Setter>
  </Style>
</Application.Resources>

次の例では、前の例で定義されているアプリケーション レベルのリソースを参照する XAML ページを示しています。 リソースを参照するには、要求するリソースの一意のリソース キーを指定する StaticResource マークアップ拡張を使用します。 "GelButton" というキーを持つリソースが、現在のページで見つからないため、要求されているリソースのリソース ルックアップ スコープは、現在のページを越えて、定義されているアプリケーション レベルのリソースまで継続されます。

<StackPanel
  Name="root"
  xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
  xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
  >
  <Button Height="50" Width="250" Style="{StaticResource GelButton}" Content="Button 1" />
  <Button Height="50" Width="250" Style="{StaticResource GelButton}" Content="Button 2" />
</StackPanel>

関連項目