LINQ to SQL

LINQ to SQL は .NET Framework バージョン 3.5 のコンポーネントであり、リレーショナル データをオブジェクトとして管理するためのランタイム インフラストラクチャを提供します。

Note

リレーショナル データは 2 次元テーブル (リレーションまたはフラット ファイル) のコレクションで表され、共通の列がテーブルを相互に関連付けます。 LINQ to SQL を効果的に使用するには、リレーショナル データベースの基本原則を理解している必要があります。

LINQ から SQL へは、リレーショナル データベースのデータ モデルが、開発者のプログラミング言語で表されるオブジェクト モデルに対応付けられています。 アプリケーションが実行されると、LINQ to SQL は、オブジェクト モデルの統合言語クエリを SQL に変換し、それをデータベースに送信して実行します。 データベースから結果が返されると、LINQ to SQL はそれをプログラミング言語で操作できるオブジェクトに変換し直します。

Visual Studio を使用する開発者は、通常、オブジェクト リレーショナル デザイナーを使用します。これには、LINQ to SQL の機能の多くを実装するためのユーザー インターフェイスが用意されています。

このリリースの LINQ to SQL に含まれているドキュメントでは、LINQ to SQL アプリケーションを構築するのに必要な基本的なビルド ブロック、プロセス、および手法について説明します。 特定の問題について Microsoft Docs を検索したり、LINQ フォーラムに参加して、複雑なトピックについて専門家と検討したりすることもできます。 最後に、「LINQ to SQL: リレーショナル データ用 .NET 統合言語クエリ」ホワイト ペーパーには、LINQ to SQL テクノロジの詳細と、Visual Basic および C# のコード例が記載されています。

このセクションの内容

はじめに
LINQ to SQL の簡単な概要と、LINQ to SQL を使用して作業を始める方法を示します。

プログラミング ガイド
マップ、クエリ、更新、デバッグ、および同様のタスクを行う手順を示します。

参照
LINQ to SQL のさまざまな側面に関するリファレンス情報を示します。 SQL-CLR 型マッピング、標準クエリ演算子変換などのトピックが含まれます。

サンプル
Visual Basic および C# のサンプルへのリンクを示します。

統合言語クエリ (LINQ) - C#
C# での LINQ テクノロジの概要を提供します。

統合言語クエリ (LINQ) - Visual Basic
Visual Basic での LINQ テクノロジの概要を提供します。

LINQ
Visual Basic ユーザー向けの LINQ テクノロジを提供します。

LINQ と ADO.NET
ADO.NET ポータルへのリンク。

LINQ to SQL チュートリアル
LINQ to SQL のチュートリアルを一覧表示します。

サンプル データベースのダウンロード
ドキュメントで使用されるサンプル データベースをダウンロードする方法について説明します。

LinqDataSource Web サーバー コントロールの概要
LinqDataSource コントロールにより ASP.NET データ ソース コントロールのアーキテクチャを通じて統合言語クエリ (LINQ) が Web 開発者に公開される方法について説明します。