ICorDebugFunction2::GetVersionNumber メソッド

この関数のエディット コンティニュ バージョンを取得します。

構文

HRESULT GetVersionNumber (  
    [out] ULONG32   *pnVersion  
);  

パラメーター

pnVersion
[out] この ICorDebugFunction2 オブジェクトによって表される関数のバージョン番号である整数へのポインター。

解説

ランタイムは、デバッグ セッション中に各モジュールに対して行われた編集回数を追跡します。 関数のバージョン番号は、関数を導入した編集の回数より 1 つ大きくなります。 関数の元のバージョンは、バージョン 1 です。 この番号は、ICorDebugModule2::ApplyChanges がそのモジュールで呼び出されるたびに、モジュールに対してインクリメントされます。 そのため、関数の本体が ICorDebugModule2::ApplyChanges の最初と 3 番目の呼び出しで置き換えられた場合、GetVersionNumber はその関数に対してバージョン 1、2、または 4 を返すことがありますが、バージョン 3 は返しません。 (この関数にはバージョン 3 はなくなります。)

バージョン番号は、モジュールごとに個別に追跡されます。 そのため、モジュール 1 で 4 回の編集を実行し、モジュール 2 では何も実行しない場合は、モジュール 1 での次の編集で、モジュール 1 のすべての編集された関数にバージョン番号 6 が割り当てられます。 同じ編集がモジュール 2 に影響を与える場合、モジュール 2 の関数はバージョン番号 2 を取得します。

GetVersionNumber メソッドによって取得されたバージョン番号は、ICorDebugFunction::GetCurrentVersionNumber で取得されたバージョン番号よりも小さい場合があります。

ICorDebugCode::GetVersionNumber メソッドは、ICorDebugFunction2::GetVersionNumber と同じ操作を実行します。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 1.0 以降で使用可能