ICorDebugType::GetStaticFieldValue メソッド

指定のスタック フレームに含まれる指定のフィールド トークンによって参照される静的フィールドの値が含まれる ICorDebugValue オブジェクトへのインターフェイス ポインターを取得します。

構文

HRESULT GetStaticFieldValue (  
    [in]  mdFieldDef        fieldDef,  
    [in]  ICorDebugFrame    *pFrame,  
    [out] ICorDebugValue    **ppValue  
);  

パラメーター

fieldDef
[入力] 静的フィールドを指定する mdFieldDef トークン。

pFrame
[入力] スタック フレームを表す ICorDebugFrame へのポインター。

ppValue
[出力] 静的フィールドの値が含まれる ICorDebugValue のアドレスへのポインター。

解説

GetStaticFieldValue メソッドは、型が ELEMENT_TYPE_CLASS または ELEMENT_TYPE_VALUETYPE の場合にのみ、使用できます。これは ICorDebugType::GetType メソッドによって示されます。

非ジェネリック型の場合、GetStaticFieldValue によって実行される操作は、ICorDebugType::GetClass によって返される ICorDebugClass オブジェクト上で ICorDebugClass::GetStaticFieldValue を呼び出すことと同じになります。

ジェネリック型の場合、静的フィールド値は特定のインスタンス化に関連します。 また、静的フィールドがスレッド、コンテキスト、アプリケーション ドメインに関連する場合、デバッガーで適切な値が決定されるとき、スタック フレームが貢献します。

GetStaticFieldValue は、ICorDebugType::GetType を呼び出したとき、値として ELEMENT_TYPE_CLASS または ELEMENT_TYPE_VALUETYPE が返されるときにのみ使用できます。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 2.0 以降で使用可能