_CorDllMain 関数

CLR を初期化し、DLL アセンブリの共通言語ランタイム (CLR) ヘッダーでマネージド エントリ ポイントを検索して、その実行を開始します。

構文

BOOL STDMETHODCALLTYPE _CorDllMain (  
   [in] HINSTANCE hInst,  
   [in] DWORD     dwReason,  
   [in] LPVOID    lpReserved  
);  

パラメーター

hInst
[入力] 読み込まれたモジュールのインスタンス ハンドル。

dwReason
[入力] DLL エントリポイント関数が呼び出されている理由を示します。 このパラメーターには、DLL_PROCESS_ATTACH、DLL_THREAD_ATTACH、DLL_THREAD_ATTACH、または DLL_PROCESS_DETACH のいずれかの値を指定できます。 これらの値の説明が必要な場合、プラットフォーム SDK の DllMain ドキュメントを参照してください。

lpReserved
[入力] 使用されていません。

戻り値

このメソッドからは、成功の場合は true が返され、エラーが発生した場合は false が返されます。

解説

この関数は、DLL アセンブリのオペレーティング システム ローダーによって呼び出されます。 実行可能なアセンブリの場合、ローダーによって代わりに _CorExeMain 関数が呼び出されます。

DLL ファイルに指定されているエンド ポイントに関係なく、オペレーティング システム子ローダーによってこのメソッドが呼び出されます。

_CorDllMain 関数は直接、オペレーティング システム ローダーによって呼び出されます。

追加情報については、_CorValidateImage トピックの「解説」セクションをご覧ください。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: Cor.h

ライブラリ: リソースとして MsCorEE.dll に含まれている

.NET Framework のバージョン: 1.0 以降で使用可能

関連項目