ICLRDebugManager インターフェイス

ホストが一連のタスクを識別子とフレンドリ名に関連付けることができるようにするメソッドを提供します。

メソッド

メソッド 説明
BeginConnection メソッド ホストとデバッガーの間の新しい接続を確立して、タスクを識別子とフレンドリ名に関連付けます。
EndConnection メソッド タスクのリストと識別子とフレンドリ名の間の関連付けを削除します。
GetDacl メソッド このメソッドは実装されていません。
IsDebuggerAttached メソッド デバッガーがプロセスにアタッチされているかどうかを示す値を取得します。
SetConnectionTasks メソッド ICLRTask インスタンスのリストを識別子とフレンドリ名に関連付けます。
SetDacl メソッド このメソッドは実装されていません。
SetSymbolReadingPolicy メソッド プログラム データベース (PDB) ファイルを読み取るためのポリシーを設定します。 ポリシーは、行番号とファイルに関する情報が呼び出し履歴に含まれるかどうかを判断します。

解説

デバッグ シナリオでは、ホストは、独自のプログラミング ロジックに従ってタスクをグループ化することが必要になる場合があります。 たとえば、グループ化により、開発者はプロセスで実行されているすべてのタスクを表示するのではなく、開発者の API に必要なタスクのみを表示できます。 ICLRDebugManager により、ホストがこの種のグループ化を実装できます。

重要

3 つの ICLRDebugManager メソッド、BeginConnectionSetConnectionTasksEndConnection は相互に依存しています。 これらは、想定どおりに動作するために、指定された順序で呼び出される必要があります。

グループ化、およびホストがグループに割り当てる識別子とフレンドリ名は、共通言語ランタイム (CLR) には意味がありません。 CLR は、情報をデバッガーに渡すだけです。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: MSCorEE.h

ライブラリ: MSCorEE.dll にリソースとして含まれます

.NET Framework のバージョン: 2.0 以降で使用可能

関連項目