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IMetaDataImport::GetInterfaceImplProps メソッド

指定したメソッドを実装する Type、およびそのメソッドを宣言するインターフェイスのメタデータ トークンへのポインターを取得します。

構文

HRESULT GetInterfaceImplProps (  
   [in]  mdInterfaceImpl        iiImpl,  
   [out] mdTypeDef              *pClass,  
   [out] mdToken                *ptkIface  
);  

パラメーター

iiImpl
[in] クラスとインターフェイス トークンを返すメソッドを表すメタデータ トークン。

pClass
[out] メソッドを実装するクラスを表すメタデータ トークン。

ptkIface
[out] 実装されたメソッドを定義するインターフェイスを表すメタデータ トークン。

解説

iImpl の値を取得するには、 EnumInterfaceImpls メソッドを呼び出します。

たとえば、クラスの mdTypeDef トークン値が 0x02000007 で、型が次のトークンを持つ 3 つのインターフェイスを実装しているとします。

  • 0x02000003 (TypeDef)
  • 0x0100000A (TypeRef)
  • 0x0200001C (TypeDef)

概念的には、この情報は次のようにインターフェイス実装テーブルに格納されます。

行番号 クラス トークン インターフェイス トークン
4
5 02000007 02000003
6 02000007 0100000A
7
8 02000007 0200001C

トークンが 4 バイトの値であることを思い出してください。

  • 下位 3 バイトは、行番号または RID を保持します。
  • 上位バイトは、トークンの型 (mdtInterfaceImpl では 0x09) を保持します。

GetInterfaceImplProps から、iImpl 引数で指定したトークンを持つ行に保持されている情報が返されます。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: Cor.h

ライブラリ: リソースとして MsCorEE.dll に含まれている

.NET Framework のバージョン: 1.0 以降で使用可能

関連項目