GetMethod 関数

  • [アーティクル]

指定したメソッドに関する情報が取得されます。

Note

この API は、内部でだけ使用します。 開発者コードで使用するためのものではありません。

構文

HRESULT GetMethod (
   [in] int                vFunc,
   [in] IWbemClassObject*   ptr,
   [in] LPCWSTR             wszName,
   [in] LONG                lFlags,
   [out] IWbemClassObject** ppInSignature,
   [out] IWbemClassObject** ppOutSignature
);

パラメーター

vFunc
[in] このパラメーターは使用されません。

ptr
[in] IWbemClassObject インスタンスへのポインター。

wszName
[in] メソッド名。 このパラメーターに null を指定することはできません。また、有効な LPCWSTR を指す必要があります。

lFlags
[in] 予約されています。 このパラメーターは 0 にする必要があります。

ppInSignature
[out] メソッドの in パラメーターを記述する IWbemClassObject インスタンスのアドレスへのポインター。 null に設定されている場合、このパラメーターは無視されます。

ppOutSignature
[out] メソッドの out パラメーターを記述する IWbemClassObject インスタンスのアドレスへのポインター。 null に設定されている場合、このパラメーターは無視されます。

戻り値

この関数によって返される次の値は、WbemCli.h ヘッダー ファイル内で定義されています。または、コード内で定数として定義することもできます。

定数 [値] 説明
WBEM_E_NOT_FOUND 0x80041002 指定されたプロパティが見つかりませんでした。
WBEM_E_OUT_OF_MEMORY 0x80041006 メモリ不足のため、操作を完了できません。
WBEM_S_NO_ERROR 0 関数呼び出しは成功しました。

解説

この関数では、IWbemClassObject::GetMethod メソッドの呼び出しがラップされます。

このメソッドに in パラメーターがない場合、Windows Management では IWbemClassObject ポインターを null に設定できます。

ppInSignature と ppOutSignature では、それぞれ、システム クラス _Parameters の IWbemClassObject インスタンスのプロパティとして、in および out パラメーターを記述しています。 ppInSignature のプロパティには Paramn という名前が付いています (Param1、Param2 など)。ここで、n はメソッド シグネチャ内でのパラメーターの位置です。 ppOutSignature のプロパティにも Paramn という名前が付いており、戻り値の名前は ReturnValue です。 詳細と例については、IWbemClassObject::GetMethod メソッドに関するページを参照してください。

必要条件

:「システム要件」を参照してください。

ヘッダー: WMINet_Utils.idl

.NET Framework のバージョン: 4.7.2 以降で使用可能

関連項目