方法 : Windows フォームにコントロールを追加する

ほとんどのフォームは、ユーザー インターフェイス (UI) を定義するために、フォームのサーフェイスにコントロールを追加して設計されます。 "コントロール" は、情報の表示やユーザー入力の受け入れに使用される、フォーム上のコンポーネントです。 詳細については、「Windows フォーム コントロール」を参照してください。

フォーム上でコントロールを描画するには

  1. フォームを開きます。 詳細については、「方法: デザイナーに Windows フォームを表示する」を参照してください。

  2. [ツールボックス] で、フォームに追加するコントロールをクリックします。

  3. フォーム上で、コントロールの左上隅となる位置をクリックし、コントロールの右下隅となる位置までドラッグします。

    指定したフォームの位置に、指定したサイズのコントロールが追加されます。

    注意

    各コントロールには、既定のサイズが定義されています。 コントロールを [ツールボックス] からフォームにドラッグすると、既定のサイズのコントロールをフォームに追加できます。

フォームにコントロールをドラッグするには

  1. フォームを開きます。 詳細については、「方法: デザイナーに Windows フォームを表示する」を参照してください。

  2. [ツールボックス] で、必要なコントロールをクリックしてフォームにドラッグします。

    コントロールは、フォームの指定された位置に既定のサイズで追加されます。

    注意

    [ツールボックス] でコントロールをダブルクリックすると、フォームの左上隅に既定のサイズで追加できます。

    また、実行時に動的にコントロールをフォームに追加することもできます。 次のコード例では、Button コントロールがクリックされると、TextBox コントロールがフォームに追加されます。

    注意

    次の手順では、ボタン コントロール Button1 が既に配置されたフォームが存在していることが必要です。

プログラムによってフォームにコントロールを追加するには

  1. フォームのクラス内でボタンの Click イベントを処理するメソッドに、次のようなコードを挿入することで、コントロール変数への参照を追加し、コントロールの Location を設定し、コントロールを追加します。

    Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
       Dim MyText As New TextBox()
       MyText.Location = New Point(25, 25)
       Me.Controls.Add(MyText)
    End Sub
    
    private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e)
    {
       TextBox myText = new TextBox();
       myText.Location = new Point(25,25);
       this.Controls.Add (myText);
    }
    
    private:
      System::Void button1_Click(System::Object ^  sender,
        System::EventArgs ^  e)
      {
        TextBox ^ myText = gcnew TextBox();
        myText->Location = Point(25,25);
        this->Controls->Add(myText);
      }
    

    注意

    また、コントロールの他のプロパティを初期化するコードを追加することもできます。

    重要

    悪意のある UserControl を参照すると、ローカル コンピューターがネットワーク経由でセキュリティ上のリスクにさらされることがあります。 この問題は、悪意のあるユーザーによって作成された有害なカスタム コントロールを、誤ってプロジェクトに追加した場合にのみ発生します。

関連項目