クラス修飾子

.NET マルチプラットフォーム アプリ UI (.NET MAUI) の x:ClassModifier 属性は、同じ XAML 要素で x:Class が指定されている場合、アセンブリ内で生成されたクラスのアクセス レベルを指定します。 これにより、ライブラリで型を非表示にして、コンシューマーがアクセスできないようにすることができます。

x:ClassModifier 属性の有効な値は次のとおりです:

• Public – 生成されたクラスにアクセス制限がないことを指定します。
• Internal – 生成されたクラスが同じアセンブリ内の型でのみアクセス可能であることを指定します。
• NotPublic – Internal と同一です。

x:ClassModifier 属性の値は、コードビハインド ファイルの型のアクセス レベルと一致している必要があります。

デフォルトで、属性の値が設定されていない場合、生成されるクラスは public になります。

注

属性の値は、.NET MAUI によって小文字に変換されるため、任意の大文字と小文字を使用できます。

次の XAML は属性の設定例を示しています:

<ContentPage xmlns="http://schemas.microsoft.com/dotnet/2021/maui"
             xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
             x:Class="MyMauiApp.MainPage"
             x:ClassModifier="NotPublic">
    ...
</ContentPage>

XAML フィールドのアクセス レベル指定の詳細については、「フィールド修飾子」を参照してください。