DOM モデルを使用した XML データの処理

XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) は、XML データをメモリ内で処理するために使用され、XML データを標準の一連のオブジェクトとして取り扱います。 System.Xml 名前空間は、XML ドキュメント、フラグメント、ノード、またはノードセットのプログラム表現を提供します。 これは、W3C (World Wide Web Consortium) の DOM Level 1 Core および DOM Level 2 Core 勧告に基づいています。

XmlDocument クラスは、XML ドキュメントを表します。 これには、他のすべての XML オブジェクトの取り出しと作成のためのメンバーが含まれます。 XmlDocument およびその関連クラスを使用して、XML ドキュメントの作成、データの読み込みとアクセス、データの変更、および変更の保存が可能です。

このセクションの内容

• XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM)

• XML ノードの種類

• XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) の階層構造

• オブジェクト階層の XML データへのマップ

• XML ドキュメントの作成

• XML ドキュメントの DOM への読み取り

• XML ドキュメントへのノードの挿入

• XML ドキュメントからのノード、コンテンツ、値の削除

• XML ドキュメントのノード、コンテンツ、値の変更

• DOM における XML ドキュメントの検証

• ドキュメントの保存と書き込み

• XPath ナビゲーションによるノードの選択

• 外部リソースの解決

• XmlNameTable によるオブジェクトの比較

• NamedNodeMaps と NodeLists のノード コレクション

• NodeLists および NamedNodeMaps の動的更新

• DOM における名前空間のサポート

• XmlNodeChangedEventArgs による XML ドキュメントのイベント処理

• DOM の拡張

関連項目

XPath データ モデルを使用した XML データの処理
XPathNavigator クラスによる XML の処理について説明します。