方法: 値を返すプロシージャを呼び出す (Visual Basic)

Function プロシージャからは、呼び出し元のコードに値が返されます。 それを呼び出すには、その名前と引数を代入ステートメントの右辺に、または式に含めます。

式内で Function プロシージャを呼び出すには

1. Function プロシージャ名は、変数を使用する場合と同じ方法で使用します。 式内の変数または定数を使用できる場所であればどこでも、Function プロシージャ呼び出しを使用できます。

2. プロシージャ名の後にかっこを使用して引数リストを囲みます。 引数がない場合は、必要に応じてかっこを省略できます。 ただし、かっこを使用すると、コードが読みやすくなります。

3. 引数リストの引数をコンマで区切ってかっこ内に配置します。 引数の指定は必ず、Function プロシージャで定義されている対応するパラメーターと同じ順序で行ってください。

   または、1 つまたは複数の引数を名前で渡すこともできます。 詳細については、「位置と名前による引数渡し」を参照してください。

4. プロシージャから返される値は、変数または定数の値と同じように、式に含められます。

代入ステートメントで Function プロシージャを呼び出すには

1. 代入ステートメント内で等号 (=) の後に Function プロシージャ名を使用します。

2. プロシージャ名の後にかっこを使用して引数リストを囲みます。 引数がない場合は、必要に応じてかっこを省略できます。 ただし、かっこを使用すると、コードが読みやすくなります。

3. 引数リストの引数をコンマで区切ってかっこ内に配置します。 引数を名前で渡さない場合、それらは必ず、Function プロシージャで定義されている対応するパラメーターと同じ順序で指定してください。

4. プロシージャから返された値は、代入ステートメントの左側にある変数またはプロパティに格納されます。

例

次の例では、Visual Basic Environ を呼び出して、オペレーティング システムの環境変数の値を取得します。 最初の行では式内で Environ が呼び出され、2 番目の行では代入ステートメントでそれが呼び出されます。 Environ では、その唯一の引数として変数名を取ります。 これにより、呼び出し元のコードに変数の値が返されます。

MsgBox("Value of PATH is " & Environ("PATH"))
Dim currentPath As String = Environ("PATH")

関連項目

• Function プロシージャ
• プロシージャのパラメーターと引数
• Function ステートメント
• 方法: 値を返すプロシージャを作成する
• 方法: プロシージャから値を返す
• 方法: 値を返さないプロシージャを呼び出す