Microsoft Dataverse 競合の自動解決

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、Microsoft Dynamics 365 製品のドキュメントを参照してください。 最新のリリース計画については、Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のリリース計画を参照してください。

有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、自動的に有効化される 2020 年 8 月 3 日 2020 年 10 月 1 日

ビジネス バリュー

ビジネス アプリケーションが継続的にデータを交換すると、データの競合が発生しやすくなります。 たとえば、だれかがアプリケーションの 1 つでレコードの削除または変更、あるいはその両方を行う場合があります。 競合を手動で解決する場合、ユーザーは通常、何をすべきかを決定するビジネス ルールに従います。 Business Central ではこれらのルールを自動的に適用できるようになったため、ユーザーはより重要なタスクに集中できます。

機能の詳細

統合テーブルのマッピングに、同期ジョブが Business Central テーブルのレコードを Microsoft Dataverse のエンティティと同期する方法を制御するルールが含まれるようになりました。 統合テーブル マッピング ページの 削除の競合を解決する および 更新の競合を解決する 列で、一方のビジネス アプリケーションのテーブルでレコードが削除されたか、両方で更新されたために発生する競合を Business Central で解決する方法を指定できます。

削除の競合を解決する 列で、削除されたレコードを Business Central で自動的に復元するか、レコード間の結合を解除するか、または何もしないかを選択できます。 何もしない場合は、競合を手動で解決する必要があります。

更新の競合を解決する 列で、Microsoft Dataverse にデータを送信するときに Business Central によってデータ更新が統合テーブルに自動的に送信されるようにするか、Microsoft Dataverse からデータを取得するときに統合テーブルからデータ更新を取得するか、または何もしないかを選択できます。 何もしない場合は、競合を手動で解決する必要があります。

戦略を指定した後、結合データ同期エラー ページで、すべて再試行 アクションを選択して競合を自動的に解決できます。

削除の競合を解決する列および更新の競合を解決する列が表示された統合テーブル マッピング ページ

新しいすべて再試行アクションが表示された結合データ同期エラー ページ

フィードバック

Dynamics 365 Business Central の機能向上のためのアイデア、提案、フィードバックをお寄せください。 フォーラム (https://aka.ms/bcideas) をご利用ください。

アイデアをありがとうございます

このアイデアをお送りいただき、ありがとうございました。 アイデア、コメント、投票を参考に、製品のロードマップに追加するものを決定しています。

関連項目

同期するテーブルとフィールドのマッピング (ドキュメント)