クラウド環境での拡張ソースのより充実したアクセス制御

重要

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有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
管理者、作成者、マーケティング担当者、またはアナリスト向けで、自動的に有効化される 2021 年 9 月 1 日 2021 年 10 月 1 日

ビジネス バリュー

現在、app.json プロパティ ShowMyCode を通じてクラウド内の拡張ソースへのアクセスを制御することができます。 これを有効にすると、拡張ソースがデバッグ、ダウンロード (PTE)、およびシンボルで使用できるようになります。 このため、多くのパートナーはソースを共有しないことを選択し、それによってデバッグも禁止します。これにより、顧客の問題を軽減するためにかかる時間が長くなり、ソースをデバッグするための代替手段を提供することが難しくなります。

機能の詳細

ソースへのアクセスをより適切に制御するため、IP アクセスに関するいっそう詳細で静的な app.json の設定を、新しい "resourceExposurePolicy" 設定のフラグで使用できます。

  • allowDebugging: デバッグ中のソース アクセスを制御します。 デバッグ セッション間で IP をマイニングできることに注意してください。
  • allowDownloadingSource: テナントからソースでの .app のダウンロードへのアクセスを制御します。
  • includeSourceInSymbolFile: 開発中にサーバーからダウンロードするときに、シンボルにソースが含まれるかどうかを制御します。

さらに、app.json ファイルで定義された KeyVault リソースに .json 構成ファイルを配置することにより、Azure Active Directory (Azure AD) テナントごとに上記のフラグを動的に設定できます。 これにより、上記のさまざまな次元でアプリをロックダウンし、特定の Azure AD テナントについてこれらのオプションのロックを一時的に解除できます。

最後に、既存の showMyCode app.json プロパティは廃止とマークされており、使用されている場合は警告が表示され、showMyCode プロパティと resourceExposurePolicy プロパティの両方が同時に使用されている場合はエラーが発生します。

アイデアをありがとうございます

このアイデアをお送りいただき、ありがとうございました。 アイデア、コメント、投票を参考に、製品のロードマップに追加するものを決定しています。

関連項目

リソース公開ポリシーの設定 (ドキュメント)