Dynamics 365 (オンライン) で Gamification の KPI を構成する

ゲームのスコアと実績は Gamification に定義した KPI に基づきます。 これは 2 ステップのプロセスです。まず、Dynamics 365 (オンライン) で、ゲーム マネージャーのセキュリティ ロールを持つユーザーが KPI を作成します。 次に、そのユーザーが、新しいゲームをセットアップするときに Gamification で KPI を選択して構成します。

Gamification で KPI を設定する方法の詳細: Gamification でゲームをセットアップして実行する
KPI の基本情報; Gamification を使用する前に知っておく概念

Gamification で KPI を作成する

ゲームをセットアップするとき、ゲーム セットアップ操作のステップ 2 でゲームの KPI を定義する必要があります。

Dynamics 365 (オンライン) に定義する KPI を使用できるようになるのは、ゲームとデータ同期を Dynamics 365 (オンライン) でセットアップするときです。

Dynamics 365 (オンライン) で KPI を構成して編集する

Gamification で新しいコンテストの KPI を選択するために Dynamics 365 (オンライン) で KPI の詳細を構成します。 Gamification のインストール時にシステムによって既定の KPI のセットが作成されます。 KPI の値を変更できるのは所有者のみです。 システムによって KPI が作成された場合は、値を変更するためにまず所有者に割り当てる必要があります。

Microsoft Dynamics 365 (オンライン) インスタンスのデータに基づいて役立つ KPI を作成するさまざまな方法があります。 例を参考にしてインスピレーションを得て、実際のビジネスやゲームの要件に適応させてください。 詳細: Gamification の新しい KPI と既存 KPI のためのベスト プラクティス

KPI を構成する

  1. Dynamics 365 (オンライン) で [Gamification] > [KPI] に移動します。

  2. [アクティブな KPI] セクションで、構成する KPI をクリックします。

    構成した KPI の状態は [設定] になりますが、構成待ちの KPI は [未設定] と表示されます。

  3. [KPI パラメーターを構成] セクションの [種類] で、KPI が基づくオブジェクトの種類を選択します。

  4. ポイントを与えるときに、レコードの [金額/量][数] のどちらを基準にするかを選択します。

  5. 必要に応じて、[差分の設定] を選択して、2 つの属性の差分 (デルタ) に基づく KPI の スコアリング条件を構成します。

    たとえば、サポート案件を迅速に解決するプレイヤーにポイントを与える場合には、[作成日][解決期限] の値をチェックする条件を指定して、差分が 300 分 (5 時間) 未満のときにポイントを与えます。 金額や量に基づく KPI を作成するときは、KPI 数量として差分値を使用して、実際の差分値に基づいてポイントを与えることも選択できます。

  6. ポイントを割り当てる日付フィールドを定義します。

    ヒント

    日付フィールドを選択するときには注意してください。 [修正日][修正者] など 1 日に数回変わる可能性がある日付フィールドを使用している場合、割り当てたポイントがあるプレイヤーから削除されて別のプレイヤーに割り当てられることがあります。また、ポイント割り当て日が変化することがあります。

    たとえば、リード エンティティに基づく KPI を作成し、日付フィールドとして [修正日]、ポイントの割り当て先を指定するフィールドとして [修正者] を使用したとします。 あるユーザーが月曜日に新規リードを作成すると、月曜日にそのユーザーにポイントが割り当てられます。 このリードが火曜日に更新されると、このユーザーのポイントは月曜日から削除されて火曜日に移されます。つまり、プレイヤーが特定のゲーム期間に稼いだポイント数が変化することがあります。

    システム アカウントを使用してリード レコードを毎日更新するシステム ジョブがある場合、システムによってリードが変更されるため、プレイヤーが得たすべてのポイントがジョブの実行後に削除されます。 別のユーザーがこのリード レコードを更新する場合にも同じロジックが適用されます。

    これを防ぐには、[その他のスコアリング設定] セクションの [スコアリングの動作] を使用します。

  7. 所定の KPI からポイントを割り当てるユーザーを選択します。

    Ctrl キーを押したままにすると複数のユーザーを選択できます。

  8. 必要に応じて、保存されているビューを作成して KPI のその他のクエリ パラメーターを設定できます。

    [高度な検索] に移動して、フィルター処理に使用するフィールドを選択し、[新しいビューとして保存] をクリックします。 次に、KPI を編集し、保存されているビューを選択してから、[保存] をクリックして変更内容を適用できます。

    たとえば、特定の製品の予定に関してのみポイントを与えたい場合は、その製品名を予定の説明に追加します。その後、クエリ パラメーターを追加して、[説明] フィールドに製品名が含まれる場合のみスコアリングの予定を選択するようにできます。

    注意

    Gamification では、日付フィールドにフィルターを適用するか、リンクされたエンティティがフィルターまたは列に含まれる場合、保存されているビューはサポートされません。

  9. 必要に応じて、[その他のスコアリング設定] セクションで [スコアリングの動作] を選択します。 既定では (チェック ボックスがオフの場合)、ポイントは常にレコードの現在の状態に基づいて割り当てられます。 次の 1 つ以上のオプションを選択してこれをカスタマイズできます:

    • [レコードが削除されるときにスコアを保持します]: KPI で使用されるレコードが削除されたとき、記録されたポイントはプレイヤーのスコアから削除されません。

    • [レコードが無効になってもスコアを保持します]: たとえば、KPI 構成が基づく、保存されているビューで [完了] 状態のレコードのみにスコアを割り当てることがあります。 しばらくすると、完了したレコードがワークフローによって自動的に [アーカイブ済み] 状態に移されます。 このオプションがオンになっている場合、これらのレコードのスコアは保持されます。

    • [レコードが割り当て直されるときにスコアを保持します]: レコードが Dynamics 365 (オンライン) で別のユーザーに割り当てられても、ポイントを最初に受け取ったユーザーがスコアを保持します。

    • [初期スコアを保持します]: スコアは、KPI が使用するレコードに最初に指定された値に基づいて割り当てられます。 たとえば、潜在的な売上や売上予測にポイントを与える場合、レコードの売上予測が更新されてもスコアは変化しません。

    注意事項

    アクティブなゲームで既に使用されているユーザー設定のスコアリング動作を使用して KPI を編集すると、選択した動作オプションに関連するすべてのポイントは削除されることになります。

  10. 必要に応じて、[その他のスコアリング設定] セクションで [時間によるスコアリング] を設定します。 既定では、KPI は毎日、終日スコアリングされます。 KPI をスコアリングする時間と曜日を指定できます。

  11. 構成を適用するには、[保存] をクリックします。

次のステップ

必要なすべての KPI のセットアップが完了すると、ゲームの開始時に Dynamics 365 (オンライン) によってデータが Gamification と同期されます。

KPI のスコアリングを手動で行う場合は、Excel ポイント スコアリングを使用できます。 詳細: Gamification で Excel ポイント スコアリング機能を使ってゲーム スコアを更新する

KPI を編集する

  1. Dynamics 365 (オンライン) で [Gamification] > [KPI] に移動します。

  2. 編集する KPI をクリックします。

  3. [KPI パラメーター] セクションで [編集] をクリックします。

  4. 要件に合うように KPI のパラメーターを変更します。

  5. 変更を適用するには、[保存] をクリックします。

注意

Gamification のインストール時に自動的に作成された KPI を編集するには、事前に KPI を所有者に割り当てる必要があります。 KPI の所有者のみが KPI の値を編集できます。

関連項目

Gamification のコミッショナーとゲーム マネージャー向けの概要
Gamification でゲームをセットアップして実行する