フォームに Azure Storage Web リソースを追加する

Dynamics 365 に直接ではなく Azure Storage にアップロードされた添付ファイルは Dynamics 365 のメモを使用して管理できます。

特定のフォームからの添付ファイルを Azure Storage にアップロードできるようにするには、Web リソースをそのフォームに追加し、組織に Azure Storage を構成する必要があります。

注意

この例では、フォームは潜在顧客エンティティの潜在顧客フォームに追加されます。 既存のフォームを編集する場合は注意なさるようお勧めします。

ポータルを使用してファイル (たとえば attachments.zip) を Azure Storage にアップロードする場合、 それはエンティティ上のメモと添付ファイルのプレースホルダーで表されます。

フォームの添付ファイル

添付ファイルが attachment.zip.txt という名前になっていることに注意してください。 既定では、Dynamics 365 に Azure ファイルの概念がないので、代わりにこのプレースホルダー .txt ファイルは Dynamics 365 に保存されます。 プレースホルダー ファイルの Azure Storage コンテキストが、そのファイルについての詳細を示します。

{
 "Name": "attachment.zip",
 "Type": "application/x-zip-compressed",
 "Size": 24890882,
 "Url": "https://accountname.blob.core.windows.net/storage/81a9a9491c36e51182760026833bcf82/attachment.zip"
}

Azure に保存されているファイルを表示したり操作したりするには、Web リソースの adx.annotations.html をそのフォームに追加する必要があります。

  1. 関連するフォームのフォーム エディターで、[挿入] タブの [Web リソース] を選択します。

  2. [Web リソース] ボックスで、adx_annotations/adx.annotations.html を選択します。

  3. リソースの名前とラベルを入力します。

  4. [カスタム パラメーター (データ)] ボックスで、azureEnabled=true と入力します。
    このように Azure サポートを有効にせずに Web リソースを使用することもできますが、その場合は既定のコントロールとほぼ全く同様に機能します。

  5. [形式] タブで、必要に応じた形式ルールを選択します。 [境界の表示] チェック ボックスをオフにすることをお勧めします。

  6. [OK] を選択してリソースを保存します。

  7. 必要に応じて、既存のメモ コントロールを削除するか、既定で非表示になるようマークされているタブまたはセクションに移動することができます。

  8. フォームを保存してから、その変更を公開します。

    Web リソースを追加する

新しいコントロールがページに表示されるようになり、添付ファイルを Azure Storage で管理できるようになります。

フォームの Azure 添付ファイル

このファイルが Azure Storage に保存されていることを示すために、ペーパークリップ アイコンはクラウド アイコンに置き換えられています。 引き続き添付ファイルを Dynamics 365 に保存することもでき、それらのファイルはペーパークリップ アイコンで示されます。

注意

Azure Storage アカウントのクロス オリジン リソース共有 (CORS) を有効にする必要があります。そうしない場合、クラウド アイコンではなく通常の添付ファイル アイコンが表示されます。 詳細: Azure Storage サービスの CORS サポート

添付ファイルが画像の場合、保存先が Dynamics 365 であっても Azure Storage であっても、コントロールはその画像をサムネイルとして表示します。

注意

サムネイル機能は、サイズが 1 MB 以下の画像に制限されています。

メモのサムネイル