Power BI 用 Microsoft Social Engagement コンテンツ パックを入手する

投稿に返信することによるソーシャル メディアとの連携は、Microsoft Social Engagement の核となる機能です。 この Microsoft Power BI コンテンツ パックを使用すると、対話の量や平均応答時間などの KPI に基づいて、組織とチームがどれだけ効果的にソーシャル メディアと連携できているかを分析し、把握できます。

このコンテンツ パックは、Social Engagement を使用している組織向けであり、Power BI からのみアクセスできます。 このコンテンツ パックは、Power BI の無料バージョンと Pro バージョンの両方で使用できます。

Power BI で最もニーズに合った独自のレポートやダッシュボードを作成するときは、このコンテンツ パックを開始点として使用してください。

作業の開始

Microsoft Social Engagement 用コンテンツ パックを使用して Power BI から Social Engagement に接続します。

注意

接続には管理者またはマネージャーのアクセス許可と、Social Engagement のソリューション ID にアクセスできることが必要です。 ソリューション ID の詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。

接続する方法

  1. Power BI に移動し、左側のナビゲーション ウィンドウ下部の [データの取得] を選択します。

    Power BI の [データの取得] ボタン

  2. [サービス] ボックスで [取得] を選択します。

    サービスから Power BI に表示するデータを取得

  3. Social Engagement を検索し、検索結果からコンテンツ パックを選択して、[今すぐ取得] をクリックします。

    コンテンツ パックの一覧から Social Engagement を選択

  4. 接続先である Social Engagement インスタンスのソリューション ID (URL 全体ではなく) を入力し、インポートする対象の期間を選択して、[次へ] をクリックします。 ソリューション ID を調べる方法の詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。

    データのソリューション ID と期間を設定

    重要

    読み込み時間が長引く可能性を避けるため、Social Engagement ソリューションでの対話のデータ量に基づいて適切な期間を選択します。 Power BI にインポートした投稿 (アクションを含む) の数を 100,000 件以下に維持することをお勧めします。

  5. [認証方法] として [oAuth2] を選択してから、[サインイン] をクリックします。

    [oAuth2] 認証方法を選択

    初回接続時に、アカウントに読み取り専用アクセスを許可するように求める Power BI のメッセージが表示されることがあります。

    インポート プロセスを開始するには、[許可] を選択します。 インポート プロセスは、ソリューション内のデータ量によっては数分かかることがあります。インポート プロセスでは、Social Engagement のユーザーが対話を行ったソーシャル投稿のデータが収集されます。

    Office 365 アカウントへのサインイン

  6. Power BI にデータがインポートされた後、左側のナビゲーション ウィンドウに新しいダッシュボード、レポート、データセットが表示されます。 新しい項目には黄色のアスタリスク * が付いています。

    コントロールが強調表示された Power BI のサイド バー

  7. [Social Engagement パフォーマンス] ダッシュボードを選択します。 初めてデータを表示するとき、しばらく時間がかかることがあります。

    Power BI でのデータのインポート処理

    データのインポート後、Power BI でデータを表示するために作成される既定のダッシュボードを表示できます。 目的に合った方法でデータを表示するために、このダッシュボードを変更できます。

    Social Engagement のデータが表示された Power BI のダッシュボード

次の作業

内容

このコンテンツ パックの核になる機能を表す用語は "アクション" です。 あるソーシャル投稿に対する個別の対話の 1 つ 1 つがアクションです。 たとえば、投稿をユーザーに割り当てることや、ツイートでリツイートすることなどです。

アクションの種類に応じた関連情報が表示されます。 重要なこととして、Social Engagement で実行したアクションのみがこのデータセットに含まれることを理解しておいてください。

すぐに作業を始められるように、コンテンツ パックには次の 3 つのレポートに基づいたダッシュボードが含まれています。

  • エンゲージメント パフォーマンス: アクションと応答時間に関する KPI を使用して、組織がソーシャル メディアとどのように連携しているかについてのインサイトを取得します。

  • チームのパフォーマンス: アクションと応答時間に関する KPI を使用して、組織のチームと個人がソーシャル メディアとどのように連携しているかについてのインサイトを取得します。

  • エンゲージメント分析: 場所、作成者、タグ、センチメントに基づく KPI を使用して、組織のソーシャル メディアとの連携を分析します。

アクションの種類

Social Engagement でソーシャル投稿に対して実行できるさまざまな種類のアクションが含まれます。

  • 内部: 内部の対象者に向けたアクション。

    • 割り当て

    • Dynamics 365 へのリンク

    • ラベル

  • 外部: 外部 (パブリック) の対象者に向けたアクション。

    • 共有

    • いいね

    • 返信

    • プライベート メッセージ

注意

このコンテンツ パックには、Social Engagement で使用可能なアクションのサブセットのみが含まれます。

アクション

アクション テーブルに、投稿に対して実行された個々のアクションに関する基本的な詳細情報が示されます。

  • 投稿 ID: 実行したアクションの対象である投稿の ID です。

  • ユーザー ID: アクションを実行したユーザーの ID です。

  • アクション値: アクションの結果または宛先名です。 例: 割り当てアクションの場合は、ユーザーまたはユーザー グループの名前です。 返信の場合は、返信に使用したソーシャル プロファイルです。

  • アクション値グループ: アクション値に関する情報レイヤーをもう 1 つ追加します。 例: 割り当てアクションの場合は、アクション値がユーザーであるかグループであるかを示します。 返信アクションの場合、これは対応するソースです。

  • アクション値 ID: アクションの対象として指定されたエンティティの ID。

  • アクション日付: アクションのタイムスタンプです。

  • 最初の応答時間: 公開日からアクション日付までの期間です。

アクションのモード

アクション モード テーブルには、アクションの発生元に関する情報が含まれます。

  • 手動: Social Engagement または Social Selling Assistant ユーザー インターフェイスで手動で実行されたアクションです。

  • 自動: システムによって実行されたアクションです (オートメーション ルールの処理や、Social Engagement でユーザーが削除されたときの投稿の割り当て解除など)。

    次の表は、アクションの種類グループ、アクションの種類、アクション値、アクション値グループの各フィールドについて、可能な値の組み合わせを示しています。

アクションの種類グループ アクションの種類 アクション値 アクション値グループ
内部 割り当て ユーザー名またはユーザー グループ名 ユーザーまたはユーザー グループ
内部 ラベル ラベル名 ラベル
内部 Dynamics 365 へのリンク インスタンス名 インスタンスの種類 (オンラインまたは設置型)
外部 返信 使用された Social Engagement 内のソーシャル プロファイル。 ソース (Twitter、YouTube、または Facebook)
外部 いいね 使用された Social Engagement 内のソーシャル プロファイル。 ソース (Twitter、YouTube、または Facebook)
外部 共有 以下のときに使用された Social Engagement 内のソーシャル プロファイル。

- Twitter でのリツイート
- Facebook でのアカウントを指定した共有
- Twitter、Facebook、LinkedIn のリンクの投稿
ソース (Twitter、Facebook、LinkedIn)
外部 プライベート メッセージ 使用された Social Engagement 内のソーシャル プロファイル。 ソース (Twitter または Facebook)

作成者

データ セット内のすべての投稿の作成者が含まれます。 情報があれば、作成者の場所も含まれます。 詳細: 投稿場所の表示

Dynamics 365 の接続

Dynamics 365 へのリンク アクションを使用して投稿がリンクされた Dynamics 365 の接続と、インスタンスの種類 (オンラインまたは設置型) が含まれます。

ラベル

ラベル アクションを使用して投稿に付けられたラベルが含まれます。 これらの値はユーザーが変更できるため、これはデータ更新の時点で投稿に割り当てられているラベルのスナップショットになります。

投稿

少なくとも Power BI データ セットにインポートされた期間に操作が実行された、すべての投稿の取得日、公開日、メタデータ (センチメント、リーチ、場所など) が含まれます。

ユーザー

ユーザー テーブルには、接続された Social Engagement ソリューションのすべてのユーザーに関する情報が含まれます。

アクティブ ユーザー

ユーザー テーブルのサブセットです。少なくとも 1 つのアクションが関連付けられているユーザーとグループが含まれます。

担当者

ユーザー テーブルのサブセットです。投稿を割り当てられたユーザーまたはグループが含まれます。 これらの値はユーザーが変更できるため、これはデータ更新の時点での割り当てのスナップショットになります。

検索トピック

Social Engagement ソリューション内のすべての検索トピックの名前が含まれます。

検索トピック カテゴリ

Social Engagement ソリューション内のすべての検索トピック カテゴリの名前が含まれます。

ソーシャル プロファイル

Social Engagement ソリューション内のすべてのソーシャル プロファイルが含まれます。

ソリューション

レポートのページで参照として使用される情報と、選択したインポート期間の投稿数の合計が含まれます。 アクションが関連付けられている投稿のみが Power BI にインポートされます。

ソース

データのインポート元である Social Engagement ソリューションで使用可能なすべてのソースが含まれます。

タグ

データのインポート元である Social Engagement ソリューションで使用可能なすべてのタグが含まれます。 これらの値はユーザーが変更できるため、これはデータ更新の時点で投稿に割り当てられているタグのスナップショットになります。

トラブルシューティング

Power BI にデータが表示されない場合は、正しいソリューション ID を使用していること、データを表示するために必要なアクセス許可を持っていることを確認してください。

まだ Social Engagement の管理者になっていない場合は、管理者に問い合わせて、収集したデータを表示するための権限を取得してください。

Social Engagement ソリューションのソリューション ID は、ソリューションの URL に含まれています。 ソリューションの URL は、https://portal.office.com にサインインしてアプリ スイッチャーから Social Engagement を開いた後、ブラウザーのアドレス バーに表示される URL です。

ソリューションの URL は、Social Engagement から受け取るアラートやその他の電子メール通知にも表示されます。 例: ソリューションの URL が https://listening-prod.dynamics.com/app/1/ の場合、ソリューション ID は 1 です。

関連項目

ソーシャル ネットワークでの対応
投稿の公開と投稿への反応
Social Engagement での投稿と会話の表示
投稿に関する作業