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Unified Service Desk の改善方法

Unified Service Desk は、改善プログラムで得られた製品の使用状況、健康状態、性能に関するデータを分析し、製品やサービスの体験を改善する目的で使用します。

匿名で Unified Service Desk が送信する情報には次のものがあります。

  • オペレーティング システムのバージョンとビットの種類。

  • Web ブラウザ アプリケーションとバージョン。

  • Unified Service Desk のバージョン。

  • 使用されているモニタの数と主モニタの画面の解像度。

  • デバイスのプロセッサ クラスとランダム アクセス メモリ (RAM) の詳細。

  • Unified Service Desk アプリケーション固有の情報 詳細: テレメトリ データ

Unified Service Desk の機能を既定で有効にする

Unified Service Desk 3.3 のリリースでは、デフォルトで Unified Service Desk の改善に協力する 機能が Microsoft Dataverse に対して有効になっており、Unified Service Desk が Microsoft に情報を送信します。

Note

Dataverse インスタンスで Unified Service Desk 3.2 以前を使用している場合は、HelpImproveUSD グローバルオプションを設定し、True に設定することでUnified Service Desk の改善に協力する を有効にする必要があります。 詳細: 匿名でマイクロソフトへの改善プログラム情報の送信を有効にする

インストールやアップグレードの際は、次の画像のように、製品の使用状況や性能情報を Microsoft に送信する旨の通知が表示されます。 この情報はマイクロソフトにとって製品のエクスペリエンスの改善に役立ちます。

使用とパフォーマンス情報の送信。

HelpImproveUSD グローバルオプションの値を FALSE に設定すると、データ収集ができなくなり、Unified Service Desk から Microsoft に情報が送信されません。

Note

バージョン情報 ページの Unified Service Desk の改善に協力する セクションのチェックボックスは、Unified Service Desk が Microsoft にデータを送信するかどうかを示すもので、エージェントはこのチェックボックスを選択したり、解除することができません。 ただし、Unified Service Desk の管理者はデータを Microsoft に送信するかどうかを制御できます。

匿名での Microsoft への改善プログラム情報の送信を無効にする

  1. Unified Service Desk 管理者アプリにサインインします。

  2. 詳細設定配下のサイトマップで、オプションを選択します。

  3. アクティブな UII オプション ページで、新規を選択します。

  4. 新しいオプション ページのグローバル オプション リストで、HelpImproveUSD を選択します 。

  5. ボックスに、FALSE と入力します。

  6. 保存 を選択します。

Note

Unified Service Desk 4.1.1.1319 またはそれ以前のバージョンでパフォーマンスが低下した場合は、この情報を Microsoft に送信しないようにしてください。

匿名でマイクロソフトへの改善プログラム情報の送信を有効にする

  1. Unified Service Desk 管理者アプリにサインインします。

  2. 詳細設定配下のサイトマップで、オプションを選択します。

  3. アクティブな UII オプション ページで、新規を選択します。

  4. 新しいオプション ページのグローバル オプション リストで、HelpImproveUSD を選択します 。

  5. ボックスで、TRUE を入力します。

  6. 保存 を選択します。

Note

あるいは、以下を実行して、改善プログラム情報を Microsoft に送信するためのグローバル オプションを有効にできます。

  1. 設定>Unified Service Desk>オプション に移動します。
  2. HelpImproveUSD チェック ボックスをオンにします。
  3. ツールバーで、非アクティブ化を選択します。

Note

有効な UII オプション ページから HelpImproveUSD グローバル オプションを削除すると、データ収集が有効になり Unified Service Desk は情報を Microsoft に送信します

プライバシー通知

Unified Service Desk の改善強力機能は、クライアントがインストールされたコンピューターから Unified Service Desk の使用状況に関する情報 (オペレーティング システムの詳細、ブラウザーの詳細、Unified Service Desk アプリケーション固有の情報、Unified Service Desk バージョンなど) を送信します。 Unified Service Desk は、組織のインサイトへの安全な接続を経由して、Azure Table Storage に保存された情報を Microsoft に送信します。

Note

組織のインサイトにより、Customer Engagement 組織のシステム管理者は組織の利用状況の概要を知ることができます。 システム管理者は最もアクティブなユーザー、開始中の SDK 要求の数、SDK ユーザーによるビュー数を表示できます。

Unified Service Desk の品質向上プログラム機能に関連する Azure コンポーネントとサービスを以下に示します。

Note

その他の Azure サービス内容については、Microsoft Azure セキュリティ センター を参照してください。

クラウド サービス OrgInsights Data REST API (ウェブ ロール)

この Web ロールは組織のインサイトにデータを表示するグラフから要求を受け取ります。 API は Azure テーブルから集計データを読み取り、そのデータを返します。

Azure Blob Storage

Customer Engagement 組織の未加工の利用統計情報が (あらゆる規模のグループ コンピューターで実行される) 監視エージェントによって収集され、ボンド形式 (バイナリ形式) で Azure Blob Storage にアップロードされます。

Azure Table Storage

Azure Blob Storage 内の未加工のテレメトリ データは集計されて Azure Table Storage に保存され、Cloud Service はそこからデータを読み取ります。

Azure Active Directory

組織のインサイトは Azure Active Directory サービスを使用して Web サービスを認証します。

Azure Service Bus

監視エージェントは、データを Azure Blob Storage にアップロードするたびにメッセージを作成し、キューに追加します。 これらのメッセージを CMA パイプが取得し、アップロードされたデータを集計します。

参照

Unified Service Desk のオプションを管理する
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