データ対象者要求 (DSR) の取り扱い

データ主体要求 (DSR) とは、組織が保存、処理、送信する個人データの参照または削除を求める個人からの問い合わせのことです。 DSR を表示、作成、または削除するには、Web ブラウザでベース組織の URL を取得し、次のパスとクエリを追加します:

/main.aspx?pagetype=entitylist&etn=msdynmkt_gdprrequest

完全な追加 URL は次のようになります: https://example.crm10.dynamics.com/main.aspx?pagetype=entitylist&etn=msdynmkt_gdprrequest

ブラウザに URL を入力すると、提出されたすべての DSR が表示されます:

提出されたすべての DSR を示すスクリーンショット

2 種類の DSR がサポートされています:

  • Export
  • Delete

新規 DSR を作成するには、新規 ボタンを選択して、名前、リクエストタイプ、入力を記入します。 入力には、電子メールアドレスや電話番号など、データのエクスポートや削除を問い合わせる際に使用するエンドユーザー識別子を含める必要があります。 すべての必須項目を入力したら、保存 ボタンを選択してリクエストを作成します。

新しい DSR が作成されたことを示すスクリーンショット

Field Progress はシステムによって更新され、InProgress の状態で開始されます。 必要な DSR 操作が完了すると、値は 完了 に変わります。

データ フィールドは、エクスポート リクエストにのみ関連します。 リクエストが完了すると、入力されたエンドユーザー識別子に関連するすべてのデータ (対話または保存された電子メールのコピーなど) を含むファイルが作成されます。

DSR エクスポート完了のスクリーンショット

これらのリクエストは、Dataverse から直接アクセスできない内部データに対してのみ機能します。 エンドユーザーの要求を完全に満たすには、そのユーザーからの取引先担当者、リード、取引先企業、同意、以前の DSR、カスタマイズからのデータ、またはセールスやサービスなどの他のアプリケーションからのデータなど、関連するすべての Dataverse の行を必ず削除/エクスポートしてください。