売上税コードの合計額と間隔計算オプション

注意

このトピックは、Dynamics 365 for Finance and Operations Enterprise Edition と Dynamics 365 for Retail の両方に適用されます。

この記事は、売上税コードの [計算方法] フィールドのオプションと、範囲金額および合計額の売上税計算方法を説明します。

売上税コードは、合計額と範囲金額のいずれかで計算する設定ができます。 [売上税コード] ページで、[計算] クイック タブの [計算方法] フィールドで売上税コードの計算方法を選択します。

  • [合計額] – 課税対象額全体に税率が適用されます。
  • [間隔] – 課税対象額が複数に分かれ、それぞれ特定の売上税率の範囲に分かれます。 所定の範囲に分類された部分的金額は、その範囲の税率で課税されます。 各金額間隔に対して計算された税額の合計が売上税となります。 > [!NOTE]
    > [間隔] オプションは、[総勘定元帳パラメーター] ページの [売上税] の領域の [計算方法] フィールドで [行] を選択した場合にのみ使用できます。

間隔は、[売上税コード値] ページで税率ごとの最小および最大の限度額を入力して設定します。 選択した方法に関係なく、すべての課税対象額について税額を計算するには、次のルールに従って範囲を設定する必要があります。

  • 最初の範囲の下限はゼロとします。
  • 最後の範囲の上限は無限を示すゼロとします。
  • 範囲の最大値は、次の範囲の最小値未満に設定します。

ある金額が前の範囲の上限で、次の範囲の下限の場合、最初の範囲の税率が金額に適用されます。 金額が上限と下限で定義した範囲の外になる場合、税率 0 が適用されます。

例: 合計額による計算方法

[売上税コード値] ページで、売上税率が次の間隔で設定されています。

最小値 上限 税率
0.00 50.00 30%
50.00 100.00 20%
100.00 0.00 10%

売上税は全課税対象額で計算します。

課税対象額 (価格) 計算 消費税
35.00 35.00 * 0.30 1050
50.00 50.00 * 0.30 15.00
85.00 85.00 * 0.20 17.00
305.00 305.00 * 0.10 30.50

例: 範囲間隔による計算方法

[値] ページで、売上税率を以下の間隔の範囲で設定します。

最小値 上限 税率
0.00 50.00 30%
50.00 100.00 20%
100.00 0.00 10%

各金額間隔に対して計算された税額の合計が売上税となります。

課税対象額 (価格) 計算 消費税
35.00 35.00 * 0.30 1050
50.00 50.00 * 0.30 15.00
85.00 (50.00 * 0.30 = 15.00) + (35.00 * 0.20 = 7.00) 22.00
305.00 (50.00 * 0.30 = 15.00) + (50.00 * 0.20 = 10.00) + (205 * 0.10 = 20.50) 45.50

詳細については、[基準金額] および [計算方法] フィールドに基づいた、売上税の税率の決定 を、参照して下さい。