CChkSGFiles.PgnoFromFileOffset 関数

適用対象: Exchange Server 2003 |Exchange Server 2007 |Exchange Server 2010 |Exchange Server 2013

物理データベース ファイルで指定したバイト インデックスに対応するデータベースの論理ページ番号を返します。 ファイル オフセットが無効な場合、またはデータベースに対する ErrCheckDbHeaders 関数の呼び出しが行われていない場合、この関数は 0 (ゼロ) を返します。

Vitual ULONGPgnoFromFileOffset  
(
    Const ULONGLONGibFileOffset
);

パラメーター

ibFileOffset

入力パラメーター。 データベース ファイル内のオフセット (バイト単位)。

戻り値

指定したオフセットを含んでいるデータベース ファイルの論理ページ番号。

注釈

ibFileOffset パラメーターが無効な場合、PgnoFromFileOffset 関数は 0 (ゼロ) を返します。

また、CCheckSGFiles インスタンスの ErrCheckDbHeaders 関数を呼び出していない場合も、PgnoFromFileOffset 関数は 0 (ゼロ) を返します。 ErrCheckDbHeaders を呼び出すことで、データベース ヘッダーに割り当てられたデータベースのページ サイズとページ数を初期化する必要があります。

ErrCheckDbPages を呼び出す準備のために、PgnoFromFileOffset を使用して PAGE_INFO 構造体の要素に値を設定する必要があります。 ErrCheckDbPages への rgPageInfo パラメーターは、配列内の各要素が PAGE_INFO 構造体であることと、ulPgno メンバーの値が正しく初期化されていることを必要とします。

マルチスレッド アプリケーションで CHKSGFILES を使用している場合、PgnoFromFileOffset 関数は、そのアプリケーションのシングルスレッドの部分で呼び出すことができます。 通常、この関数は確認するデータベースごとに複数回呼び出すことになります。

要件

Exchange Server 2013 には、CHKSGFILES API の 64 ビット バージョンのみが含まれています。

アプリケーションを実行しているアカウントには、確認するデータベースとログ ファイルに対する読み取りアクセス許可が必要です。